イイネドットミーhttps://iine.me元オーディオショップ店員のおすすめ機材Wed, 11 Feb 2026 06:41:51 +0000jahourly1https://iine.me/wp-content/uploads/2018/04/cropped-New-Project-32x32.pngイイネドットミーhttps://iine.me3232 【2026年最新】スピーカー主要メーカー一覧|音の傾向とブランドの違いが分かる解説https://iine.me/archives/11223Wed, 11 Feb 2026 06:41:50 +0000https://iine.me/?p=11223

スピーカーを調べていると、 「このメーカーは音がいい」「このブランドは○○向き」 といった情報をよく目にします。 スピーカー選びで最も悩むのが、まさにこの「メーカーごとの違い」ではないでしょうか。 歴史ある老舗から、最新 ... ]]>

スピーカーを調べていると、

「このメーカーは音がいい」
「このブランドは○○向き」

といった情報をよく目にします。

スピーカー選びで最も悩むのが、
まさにこの「メーカーごとの違い」ではないでしょうか。

歴史ある老舗から、最新技術を駆使する新進気鋭のブランドまで、
オーディオメーカーにはそれぞれ独自の
“音作りの傾向”や“音の哲学”があります。

ただし、メーカー名だけで選んでしまうと、
実は自分の使い方や好みに合わず、
失敗してしまうケースも少なくありません。

この記事では、元オーディオショップ店員として
数多くのスピーカーを店頭で試聴してきた経験をもとに、
2026年現在の主要スピーカーメーカーについて、

・このメーカーはどんな音が得意なのか
・どんな人に向いているのか
・初心者が知っておくべき注意点

といったポイントを中心に、
できるだけ分かりやすく整理して解説します。

なお、メーカーの特徴を理解したうえで
「実際にどのモデルを選べばいいか」を知りたい方は、
用途別・価格帯別におすすめをまとめた別記事も用意しています。
メーカーの特徴とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ「メーカーの特徴」を知るとスピーカー選びで失敗しにくくなるのか

スピーカーは、同じ価格帯・同じサイズであっても、メーカーが違えば音の方向性は大きく異なります。
これは各メーカーが長年培ってきた「音作りの思想」や「設計ポリシー」が反映されているためです。

特に2026年現在は、AI音質補正の普及やストリーミングの高音質化によって、スペックの数字だけでは「本当の音の個性」が見えにくい時代になっています。

だからこそ、各メーカーが長年培ってきた「音作りの思想」や「設計ポリシー」を知ることが、後悔しないスピーカー選びの近道になります。

まずは細かいモデル比較の前に、「メーカーごとの方向性」を大まかにつかむこと
これが、スピーカー選びで後悔しないためのポイントです。

▼ まずは結論:メーカー別「音の傾向」早見マップ

メーカー音の傾向こんな人におすすめ
Bowers & Wilkins圧倒的な解像度・原音忠実録音の細部まで聴きたい・モニター志向
Monitor Audio鮮やかな高域・モダンでクリア現代ポップス、アニソン、高域の美しさ重視
Wharfedale素直で上品・抜群のバランス飽きのこない音で、長く音楽を楽しみたい
TANNOY芳醇な響き・独特の音場感(定位重視)クラシック(弦楽器)、ジャズを渋く聴きたい
KEF緻密な音像・定位が良い楽器の配置までリアルに感じたい
Cambridge Audioシンプルで軽快・癖のない音本格オーディオ入門・コスパ重視
Fyne Audio濃密な同軸・立体的で力強いTANNOY系が好きで現代的な解像度も欲しい
JBL迫力の低域・ライブの躍動感ジャズ、ロック、映画を熱く楽しみたい
Polk Audio豊かで太い低域・抜群のコスパ映画も音楽も楽しみたい
ELACハイスピード・透明感のある高音立ち上がりの速い音、情報量の多い楽曲
FOCAL華やかで明瞭・美しい響き明るく楽しい音で音楽を満たしたい・デザインも重視
DALI温かみがある・ボーカルが艶やか心地よく音楽に浸りたい・女性ボーカル
Vienna Acoustics渋い実力派・音楽的なまとまりクラシック中心。落ち着いて向き合いたい
Sonus faber艶やかで官能的・工芸品のような響き弦楽器の音色にこだわりたい・デザイン重視
Franco Serblin芸術的な音色・唯一無二の存在音に感性を求める・本物志向
YAMAHAナチュラル・ニュートラル楽器本来の自然な音を大切にしたい
ECLIPSE驚異的な定位・正確な立ち上がりデスクで使いたい・映画

スピーカーには各社独自の「音の哲学」がある

良い音、良いスピーカーとは何でしょうか。

私が楽曲制作をしていた頃、スタジオモニターの定番はYAMAHAのNS-10M(通称テンモニ)でした。
レコーディング現場で求められるのは、音を忠実に映し出す「鏡」のような再生能力です。
当時の私も、「原音再生こそが正義」だと疑っていませんでした。

しかし、スタジオワークやクラブDJを経てオーディオの世界に深く触れる中で、
原音やライブを超えた感動を与えるスピーカーが確かに存在することを知ります。

原音再生という考え方から解き放たれたとき、
スピーカーは設計者の音の哲学を自由に表現する存在になります。

・録音を1%も着色せず描き出す、職人のようなブランド
・楽器のように本体を響かせ、至福の余韻を生み出す工芸品のようなブランド

設計者やメーカーの数だけ音の哲学があり、音楽の楽しみ方も人それぞれです。
まずは各ブランドが持つ音の傾向を知り、あなたの心に響く「一生の相棒」を見つける旅を始めましょう。

メーカー名だけで選ぶと失敗しやすい理由

オーディオショップで接客をしていた頃、
ブランドイメージがスピーカー選びの強い指針になる一方で、
時にはそれが「足かせ」になってしまう場面を何度も見てきました。

「有名メーカーだから」「ネットで高評価だから」という理由で指名買いに来られたお客様に、普段聴いているジャンルや好きな曲を伺い、あえて別のスピーカーを提案してみる。
すると、「こっちの方が断然好きだ!」と驚かれることが本当によくありました。

これは、「世間の評価」と「自分の好み」が一致していないために起きる現象です。

高解像度すぎて、リラックスして聴けない

上品すぎて、ロックの熱量が物足りない

どんなに高級で名声のあるブランドでも、
あなたの「聴き方」と合わなければ、それは良いスピーカーとは言えません。

ブランド名という先入観を一度横に置き、
そのメーカーが今、どんな音を鳴らそうとしているのかを知ること。
それが、スピーカー選びで失敗しないための最短ルートです。

初心者ほど「メーカー × 用途」の視点が重要

初めて本格的なオーディオを選ぶ方に、私が店頭で必ず確認していたことがあります。それは、「どんなジャンルの音楽を、どこで、どのように聴くか」という視点です。

クラシック、ロック、POPSなど、好みのジャンルによって音のどこにフォーカスすべきかが決まります。さらに、その先の「スタイル」も重要です。

  • リビングで家族とゆったり音楽に浸りたいのか
  • 映画や動画視聴で迫力ある音を楽しみたいのか
  • デスクの決まったポジションで、細部までなぞるように聴きたいのか

たとえば、ジャズをライブ会場のような熱量で聴きたいならJBL、深夜のリビングで女性ボーカルの艶に癒やされたいならDALI、デスクで正確な音像を捉えたいならECLIPSE……といったように、用途が明確になれば選ぶべき一社は自然と絞り込まれます。

「万能な優等生」を探すのではなく、あなたのライフスタイルに最高の強みを発揮してくれるメーカーを見つけること。ぜひご自身のスタイルにマッチした一生モノのスピーカーを見つけてください。

メーカーごとに異なる音の個性|主要ブランド解説

スピーカー選びの第一歩は、メーカーごとに異なる「音の考え方」を知ることから始まります。
同じ価格帯でも、どこに価値を置くかによって音の方向性は大きく変わります。
スペック表だけでは見えない、各ブランドの音作りの思想を、実際の試聴経験をもとに整理していきます。

【イギリス】オーディオの伝統と革新が同居する主要ブランド

オーディオの歴史を語る上で欠かせないのが、数多くの名門がひしめくイギリスです。

英国ブランドの最大の特徴は、長い歴史の中で培われた「音の正確さ」と「豊かな音楽性」の両立にあります。派手な演出でごまかすのではなく、解像度の高さや全体のバランス、そして長時間聴いても疲れにくい誠実な音作りが共通の魅力です。

伝統的な「温かみのある響き」を大切にする老舗から、最新技術で「極限の解像度」を追求するブランドまで、世界中のリスナーを魅了する英国サウンドの精鋭たちを見ていきましょう。

Bowers & Wilkins(B&W)|圧倒的な解像度を誇る現代の指標

B&Wスピーカーイメージ
出典:https://www.bowerswilkins.com/

Bowers & Wilkins (バウワース アンド ウィルキンス)はイギリスの老舗スピーカーブランドで、1966年にB&W ELECTRONICSとして設立されました。通常B&W(ビーアンドダブリュー)と呼ばれます。

当初からスピーカーコーンの素材にケブラーを使用し、2015年にシルバーのコンティニュアムコーンへと置き換わるまで黄色いケブラーコーンが長年のトレードマークでした。

数万円のエントリーモデルから数百万円のハイエンドモデルまで様々なラインナップが用意されています。

多くのオーディオファン憧れのブランドです。

【2026年の注目点】 最新のS3シリーズは、上位機種譲りの技術でさらにノイズが低減。ストリーミング音源でも輪郭がぼやけず、「細部まで聴き込みたい人」「定位重視のリスニング」に最適です。

元ショップ店員の一言
録音のすべてをさらけ出す、現代ハイファイの「正解」

MONITOR AUDIO|メタルユニットが奏でる鮮やかな高域

モニターオーディオのスピーカー
出典:https://www.monitoraudio.com/

MONITOR AUDIO(モニターオーディオ)はイギリスで1972年に創業したスピーカーブランドです。

フラッグシップのPlatinum Series(プラチナムシリーズ)では300万円台のものもありますが数万円のエントリーモデルもあります。

低価格なものもバランスが良く人気のブランドですがsilverシリーズから上のモデルになるとハッとするような美しい高域が楽しめます。

近年非常に実力を感じるメーカーです。

【2026年の注目点】第7世代Silverシリーズは、メタルユニット特有の硬さが取れ、非常にシルキー。ハイレゾ音源の微細な余韻まで描き切る鳥肌物の出来。

元ショップ店員の一言
高域の美しさが印象的で、ボーカルや弦楽器が映える音。
明瞭さを重視したい人に向いています。

Wharfedale|抜群のコストパフォーマンスと音楽性

wharfedaleスピーカー画像
出典:http://www.wharfedale.co.uk/

Wharfedale(ワーフェデール)は1932年に創業したイギリスのスピーカーブランドです。

コストパフォーマンスに優れた製品が多い印象で、同じ価格帯の他社スピーカーと比べると音質面で上回っていることがよくあります。

価格帯的にも買いやすいものが多くあります。

【2026年の注目点】2026年の注目点: 定番のDiamondシリーズは、現代の住宅事情に合わせた低域制御が秀逸。壁際に置いても音が濁らず、ストリーミングも聴き疲れしません。

元ショップ店員の一言
価格以上に音楽的で、長時間聴いても疲れにくい音。コストパフォーマンス重視なら有力候補です。

TANNOY|同軸ユニットが作り出す唯一無二の音像

TANNOYスピーカーイメージ
出典:https://www.facebook.com/Tannoy1926/

TANNOY(タンノイ)は1926年創業のイギリスの名門スピーカーブランドです。

日本のオーディオブームでも憧れの存在として君臨し続けたメーカーです。

独特の存在感と同軸ユニットの技術で他のメーカーでは代わりが効かないスピーカーです。

【2026年の注目点】伝統の同軸サウンドに現代的なチューニングが加わり、音像の立体感と定位の明確さがさらに進化。ストリーミングでも空間表現の強さが際立ちます。

元ショップ店員の一言
憧れの名門。クラシックと弦楽器の響きは代わりが効かない。
同軸ユニットならではの独特な定位感が魅力。

KEF|計算し尽くされた緻密な音響設計

KEF スピーカーイメージ
出典:https://jp.kef.com/

KEF(ケーイーエフ)は1961年にロンドン南東のケント州で創業したスピーカーブランドです。

ケント・エンジニアリング&ファウンドリーという会社の構内に工場が設立されたため頭文字からKEFとなったそうです。

KEFも独自の同軸ドライバーを開発しておりとても人気のあるメーカーです。

オーディオショップや量販店でよく見かけるラインナップは数十万円までの価格帯ですが2007年には100セット限定でペア1995万円のMUON(ミューオン)というスピーカーが発売され話題になりました。

【2026年の注目点】Uni-Q同軸ドライバーの成熟により、リスニングポジションを選ばない安定した音像がさらに進化。ストリーミング中心の現代的な使い方との相性も抜群です。

元ショップ店員の一言
同軸技術の最先端。どの位置で聴いても音が崩れない魔法の設計

Cambridge Audio|シンプルで使いやすい入門に最適な音

cambridge audioスピーカーイメージ
出典:https://www.cambridgeaudio.com/

Cambridge Audio(ケンブリッジオーディオ)は1968年設立のイギリスのオーディオメーカーです。

スピーカーだけでなくプリメインアンプなども制作しています。安価な製品が多く初心者におすすめのメーカーです。

スピーカーも低価格ですがセッティングをしっかりするとそれなりに反応してくれるので趣味のオーディオとしての楽しみはしっかりとあるように感じます。

【2026年の注目点】シンプルで癖のない音作りはそのままに、最新のストリーミング環境でも扱いやすい完成度。アンプとの組み合わせ次第で自分好みの音を作りやすく、入門から長く付き合える「飽きのこない」ブランドです。

元ショップ店員の一言
クセが少なく扱いやすい音作りで、入門用として安心。初めてのスピーカー選びでも失敗しにくいです。

Fyne Audio|伝統を継承しつつ進化した最新の同軸サウンド

Fyne Audioスピーカー
出典:www.axiss.co.jp/

スコットランドにて2017年創立の新進スピーカーブランド。

主要メンバーは元TANNOYのエンジニアや流通担当で構成されており、新しいメーカーながら設計思想や音作りは非常に成熟しています。

TANNOYと同様に同軸ドライバーを軸とした設計を採用し、価格以上のスケール感と音場表現を実現している、注目度の高いブランドです。

2026年1月には最新の「F500Sシリーズ」が登場。

新たに搭載されたプレゼンス・コントロールにより、部屋の響きに合わせて音場を微調整できるようになりました。

同軸ドライバーならではの立体的な音像に、現代の住環境への対応力が加わり、完成度はさらに向上しています。

【2026年の注目点】最新F500Sシリーズでは、部屋の響きに合わせて音場を調整できる設計を採用。同軸ならではの立体感と定位の良さが、現代的な住環境でもより活きる仕上がりです。

元ショップ店員の一言
元TANNOY軍団が放つ、現代に蘇った「理想の同軸」

【アメリカ】スケール感と熱量で魅せる実力派ブランド

アメリカのスピーカーブランドは、音楽や映像を「体感する」ことを重視したダイナミックな音作りが特徴です。

英国的な「正確さ」とはまた異なり、力強い低域と豊かなスケール感を軸に、ライブ感や迫力をストレートに伝える設計が魅力。映画やロック、ポップスとの相性も良く、理屈よりも「聴いていて楽しいかどうか」を大切にする姿勢こそが、アメリカン・ハイファイの醍醐味と言えるでしょう。

ここでは、高い熱量と実用性を兼ね備えた、現代アメリカを代表するスピーカーブランドを見ていきます。

JBL(アメリカ)|心躍る低域と圧倒的なエネルギー感

JBLのスピーカー
出典:https://jp.jbl.com/

日本でも有名なJBL。アメリカのジェームス・B・ランシングにより1946年に設立されました。
民生機から業務用機器、カーオーディオまで非常に幅広いラインナップを持つ総合メーカーです。

最近ではbluetoothスピーカーやイヤホンも多くリリースしています。
独特なサウンドとJBLブランドで根強いファンが多いです。

おそらく誰もが一度は耳にしたことがあるスピーカーブランドだと思います。


【2026年の注目点】人気の4300シリーズが現代の録音に合わせてブラッシュアップ。高解像度でありながらJBLらしい押し出しの強さは健在で、デスクトップサイズでもライブ感あふれるサウンドが楽しめます。音楽から映画まで、幅広い用途に対応できる存在です。

元ショップ店員の一言
世界で最も有名なスピーカー。音楽の「熱量」を全身で楽しみたい人向け。

Polk Audio(アメリカ)圧倒的なシェアを誇る全米の国民的ブランド

POLKAUDIOのスピーカー
出典:https://www.polkaudio.com/

1972年にアメリカ・ボルチモアにて、3人の学生によって設立されたスピーカーブランド。
「Great Sound for All」を掲げ、「良い音を適正な価格で」という哲学通り、同価格帯では考えられないほど贅沢なユニットや独自技術を投入しています。

アメリカを中心に高いシェアを誇る実力派で、濁りの少ない力強い低域再生を実現する設計が大きな特徴。
独自技術の「パワーポート」により、壁際に置いても低音が濁らず、映画やロックを迫力満点に楽しめます。

2024年に登場したサブウーファー「ES8 / ES10」が市場に完全に定着した2026年現在、Signature Eliteシリーズは音楽からホームシアターまで隙のない盤石のラインナップとなりました。

【2026年の注目点】低域表現の選択肢が広がり、シアター用途での完成度が一段と向上。
迫力重視ながらも雑味の少ない音が、2026年の映像・音楽環境にフィットします。

元ショップ店員の一言
全米が認めた「信頼のコスパ」。アメリカン・サウンドの優等生

【ヨーロッパ】精密さと美意識が際立つスピーカーブランド

イギリスを除くヨーロッパのスピーカーブランドは、その土地が持つ豊かな芸術文化や職人技を色濃く反映しているのが特徴です。

ドイツの精密なエンジニアリングによる「圧倒的な解像度」を追求するブランドがある一方で、北欧やイタリアのように音楽の表情や艶、空気感といった「情緒的な要素」を重視するメーカーも存在します。

スピーカーを単なる「音響機器」としてではなく、生活を彩る「芸術」や「インテリア」の一部として捉える極めて高い美意識です。 ここでは、精密さと芸術性をそれぞれの方向から突き詰めてきた、欧州を代表する実力派ブランドを見ていきましょう。

ELAC(ドイツ)|ハイスピードでリアルな高音域の極み

ELACのスピーカー
出典:https://www.elac.com/

1926年創業 ドイツのスピーカーブランド。
創業当初は潜水艦などで使われる軍事用ソナーを製造していました。

1945年の終戦とともにソナーの需要がなくなりそこからレコードプレーヤーやカートリッジを手掛けオーディオメーカーとして歩み始めます。

1980年代になりCDが出回りアナログレコードの市場に陰りが見え始めるとついにスピーカー事業へと参入します。
時代の変化に合わせて柔軟に対応できるのは企業としての生存能力が非常に高いことの現れですね。

高い開発技術を持ち、スピーカーもJETツイーターと呼ばれる特殊な形状を開発し、ハイスピードでリアルな高音域が特徴です。

【2026年の注目点】解像度とスピード感というELACの持ち味が、近年の高音質ストリーミング環境でより分かりやすく活きてきました。
低音の量感よりも「音の輪郭」や「立ち上がり」を重視する人には、2026年も安心して選べるブランドです。

※ 創業100周年を記念したBluetoothスピーカー「NAVA100」の登場も、ELACらしい節目の動き。

元ショップ店員の一言
音を“速く・正確に”聴きたい人向け。モニター的だけど、意外と音楽が楽しいのがELAC。

FOCAL(フランス)|華やかで明瞭。アートのようなデザイン

FOCALのスピーカー
出典:https://www.focal.com/

FOCAL(フォーカル)は1979年創業のスピーカーメーカーで現在はカーオーディオ事業にも参入しています。

美しいデザインとスピーカーにしては珍しいカラーリングもあり現代的な見た目とサウンドが特徴です。
仕上げが特徴的なものが多くアート作品のような佇まいが楽しめます。

数年前に輸入代理店が変わったタイミングで販売価格が下がり今は割安感があります。

【2026年の注目点】FOCAL特有の明瞭さと華やかさは、近年の高音質配信や映像コンテンツでより映えます。音の輪郭がはっきりしており、音量を上げなくても“情報量の多さ”を感じやすい点が、2026年のリスニング環境と非常に相性が良いです。

元ショップ店員の一言
音も見た目も“パッと映える”。明るく分かりやすい音で、最初の一音から気持ちいいのがFOCAL。

DALI(デンマーク)|温かみがありボーカルを艶やかに鳴らす

DALIのスピーカー
出典:https://www.dali-speakers.com/

DALI(ダリ)はデンマークのスピーカーブランドです。1983年設立で数々のヒット作をリリースしてきました。

こちらも数万円のエントリーモデルから100万円越えのモデルまで扱っています。
コスパに優れた買いやすいものから用意されており流通量も多いので家電量販店などでも展示してあることが多いです。
比較的安価なラインが良く売れている印象です。

【2026年の注目点】DALI特有の温かみとボーカルの艶は、近年の高音質配信でも過度に刺激的にならず、自然な聴き心地を保っています。
解像度を競うというよりも、空間の広がりや音楽の“雰囲気”を楽しみたい人にとって、2026年も安定した選択肢です。

元ショップ店員の一言
ボーカルを気持ちよく聴きたいならまず候補。派手さはないけど、ずっと流していたくなるのがDALI。

Vienna Acoustics(オーストリア)|クラシックの都が育んだ渋い実力派

Vienna Acousticsのスピーカー
出展:https://www.facebook.com/Vienna-Acoustics

Vienna acoustics (ウィーン アコースティクス) はクラシックの聖地 オーストリアのウィーンにて1989年に創業しました。
ベートーベン、モーツァルトなど作曲家の名を冠したスピーカーをリリースしています。

見た目や音に派手さはないですが渋さ溢れる外観と実力を持ち、クラシックだけでなく様々なジャンルの楽曲を心地よく奏でます。

【2026年の注目点】2026年、世界最大級のオーディオイベント「HIGH END」がウィーン開催となり、Vienna Acousticsの存在感も改めて高まっています。ブランド初の本格アクティブモデル「Mozart Infinity」により、伝統的な音楽性と最新のストリーミング環境が自然に融合し、現代の住空間でも“ウィーンの響き”を楽しめるようになりました。

元ショップ店員の一言
弦楽器の空気の震え方がとにかくリアル。クラシック専用と思われがちですが、実はジャズやボーカルも渋く鳴らしてくれます。

Sonus faber(イタリア)|工芸品のような美しさと艶やかな音色

sonusfaberのスピーカー
出展:https://www.sonusfaber.com/

Sonus Faber (ソナス・ファベール)は1980年にフランコ・セルブリン氏がイタリアで立ち上げたスピーカーブランドです。
自家ワイナリーに囲まれた静かで豊かな環境の中にある工房で一つ一つ手作りで制作されています。

艶やかで美しいサウンドとまるで工芸品のような仕上げでリビングに置くだけで上質な空間を演出してくれるスピーカーです。

【2026年の注目点】クラフトマンシップを前面に出した佇まいはそのままに、近年はストリーミング環境との親和性も高まり、より現代的なシステム構築がしやすくなっています。
艶やかな音色と立体的な音場表現は、ハイレゾ音源やボーカル中心の楽曲でその魅力がより分かりやすく感じられます。

元ショップ店員の一言
「音色を楽しむ」という言葉が一番似合うブランド。音も見た目も、所有する喜びまで含めてSonus faber。

Franco Serblin(イタリア)|音を芸術に昇華させた唯一無二の存在

FRANCO SERBLIN
出典:https://www.francoserblin.it/

Sonus faber (ソナス・ファベール)の創設者フランコ・セルブリン氏が独立し、自身の名をそのままブランド名にしたのがFranco Serblin (フランコ・セルブリン)です。

量産を前提とした工業製品とは一線を画し、芸術作品のような佇まいと音作りを追求しています。価格帯は決して手軽ではありませんが、オーディオという世界の奥行きを示してくれる存在です。

【2026年の注目点】量産志向とは一線を画す少量生産体制を守りながら、設計思想そのものを磨き続けている点がFranco Serblinの現在地です。
最新トレンドを追うのではなく、音の自然さと美しさを極限まで突き詰める姿勢が、2026年も変わらぬ存在感を放っています。

元ショップ店員の一言
一生ものの出会い。音を芸術として味わいたい人にだけ届けばいい存在。

【日本】世界に誇る国内スピーカーメーカー

日本のスピーカーメーカーは、音の正確さや再現性を徹底的に追求する姿勢と、独自の発想から生まれる個性的な音作りが共存しているのが特徴です。

海外ブランドがそれぞれの「音の色」を打ち出すのに対し、日本のメーカーは音源を忠実に描き出す緻密さや、細部まで妥協しないモノづくりに価値を置いてきました。スタジオモニターで培われた信頼性、日本の住環境を考慮した設計、そして長く使い続けられる品質の高さは、日本ブランドならではの魅力と言えるでしょう。

ここでは、世界中のプロフェッショナルやオーディオ愛好家から高い評価を受ける、日本のスピーカーブランドを紹介します。

YAMAHA|120年以上の伝統が作る「本物の楽器の音」

YAMAHA
出典:https://jp.yamaha.com/

楽器やオーディオ機器のYAMAHA。
なんと1897年(明治30年)に日本楽器製造株式会社として創業し、120年以上の伝統があります。

1974年から1997年までに20万組以上出荷されたスピーカーNS-1000Mやスタジオモニターとして確固たる地位を築いたNS-10Mなど伝説的な名機をリリースしてきました。

ホームシアター系が強いですが近年オーディオ部門も盛り上がっています。

【2026年の注目点】楽器メーカーとして培ってきた音作りの哲学が、近年のハイレゾ配信や高音質ストリーミング環境でも改めて評価されています。
フラッグシップHiFiシリーズの展開により、スタジオ基準の正確さと家庭での聴きやすさを両立する姿勢が、2026年もより明確になっています。

元ショップ店員の一言
基準の正確さがありつつ、ハイファイではしっかり華やか。楽器メーカーらしい音の美しさが感じられるのがYAMAHA。

ECLIPSE|卵型が生み出す驚異的な音の定位

ECLIPSE
出典:https://www.eclipse-td.com/

ECLIPSE (イクリプス)はメーカー名ではなくブランド名です。

メーカーはデンソーテン(旧富士通テン)でタイムドメイン理論という理論に基づいた卵型のスピーカーを2001年から販売しています。

非常に定位が良く明瞭でリアルなサウンドが特徴的でホームシアターやニアフィールドモニターとしておすすめです。

【2026年の注目点】独自のタイムドメイン思想による点音源再生は、近年の高音質配信でもその定位の良さがより分かりやすく感じられます。
シンプルな構成ながら、音像の輪郭や奥行きを明確に描き出す特性は、2026年のリスニング環境でも色褪せません。

元ショップ店員の一言
音がそこに浮かぶ感覚がとにかく強い。卵型は見た目以上に理にかなっている。

補足:FOSTEX|自作ファンも魅了する高精度なサウンド

かつてGXシリーズで家庭用ハイファイも展開していたFOSTEXは、現在はプロ用モニターやスピーカーユニット供給に注力しています。
「音源を正確に再現する」「現場基準で作る」という日本ブランドの思想を、最もストレートに体現してきた存在です。

補足:TAD|日本の音響技術の到達点

TADは、プロフェッショナル用途で培われた技術を基盤に、妥協のない音作りを追求してきたハイエンドブランドです。
価格や手軽さとは別の次元で、日本の音響技術がどこまで突き詰められるのかを示す“象徴的な存在”と言えます。

どのスピーカーを選べばいいか迷ったら

ここまで読んで、「メーカーだけでは決められない」「結局どのモデルを選べばいいか分からない」

と感じた方も多いと思います。

そんな方のために、2026年時点で「今選んで失敗しにくいモデル」を用途・予算別にまとめた記事を用意しています。

メーカーごとの音の特徴を理解したうえで、「実際にどのモデルを選べばいいか」迷っている方は、こちらの記事で用途・予算別に具体的に解説しています。

メーカーの特徴を理解したうえで読むと、自分に合う1台がかなり絞り込みやすくなります。

メーカー選びよりも「モデル選び」が重要な理由

スピーカー選びというと、
「有名メーカーだから安心」
「このブランドなら音が良いはず」
といった理由で決めてしまいがちです。

しかし、実際の現場で多くの製品を聴いてきた立場から言うと、
満足度を左右するのはメーカーよりも“モデル選び”です。

同じメーカーであっても、
価格帯・シリーズ・設計思想によって
音の傾向はまったく別物になるからです。

同一メーカーでも「価格帯」で音は別物

多くのメーカーは、

エントリーモデル ミドルクラス ハイエンドモデル

といった形で、明確に価格帯ごとにラインナップを分けています。

当然上位モデルの音作りがそのまま下位モデルに降りてくるとは限りません。

実際エントリーは「聴きやすさ重視」、上位は「解像度・表現力重視」など狙っている音そのものが違うケースも多いです。

そのため、「このメーカーが好きだから」という理由だけで選ぶと、思っていた音と違ったというミスマッチが起きやすくなります。

有名ブランド=「自分に合う音」とは限らない

有名メーカーのスピーカーは、確かに完成度が高く評価も安定しています。

ただしそれは「多くの人にとって無難」という意味であって、あなたにとって最適とは限りません。

例えば、刺激的な音が苦手な人、長時間BGM的に聴きたい人、映画と音楽を半々で使いたい人、こうした用途では有名ブランドの定番モデルよりも別メーカーの特定モデルの方が合うことも珍しくありません。

プロが教える「Amazon・価格.comレビュー」の正しい読み解き方

モデル選びで参考になるのがレビューですが、星の数だけで判断するのはおすすめしません。

見るべきポイントは次の3つです。

★1〜2の「低評価レビュー」の内容

設置環境(部屋の広さ・用途)が自分と近いか

「音が好みではない」という主観的評価かどうか

特に低評価レビューにはそのモデルが合わない人の特徴がはっきり書かれていることが多く、失敗を避けるためのヒントになります。

まとめ|メーカーの特徴を知るとスピーカー選びはもっと楽しくなる

ここまで主要17メーカーの特徴を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

スピーカー選びに「唯一の正解」はありません。しかし、各ブランドが掲げる「音の哲学」と、あなたが「どんな風に音楽を楽しみたいか」が合致したとき、一生モノの相棒に出会うことができます。

録音の細部まで味わいたいなら:B&W や ELAC、YAMAHA

音楽の熱量やライブ感を楽しみたいなら:JBL や Polk Audio

ボーカルの温もりに癒やされたいなら:DALI や Wharfedale

工芸品のような美しさも求めるなら:Sonus faber や FOCAL

まずは、あなたが直感的に「いいな」と感じたブランドを2〜3個に絞ってみてください。メーカーの個性が分かると、今まで迷っていたレビューやカタログスペックの見え方もガラリと変わるはずです。

最後に:理想の1台を具体的に見つけたい方へ
メーカーの傾向が掴めたら、あとは「今の予算と用途に合う、最高の1モデル」を決めるだけです。

「実際にどのモデルを選べば失敗しないのか?」 元ショップ店員の視点から、2026年現在のベストバイを予算別・用途別に厳選したのがこちらの記事です。

あなたの部屋で、最高の音楽が鳴り響く瞬間を楽しみにしています!

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Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Signature Elite ES15の試聴レビュー【5万円以下】https://iine.me/archives/7783Thu, 13 Jul 2023 03:44:47 +0000https://iine.me/?p=7783

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15の試聴レビュー ES15は2021年に日本に再上陸したPolk Audioからリリースされた Signature Elite シリーズのブッ ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

Pork Audio(ポークオーディオ)からリリースされているスモールサイズのブックシェルフスピーカー ES15の試聴レビューです。

小さいサイズからES10 ES15 ES20と3種類のサイズ展開があります。

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15の試聴レビュー

Polk Audio Signature Elite ES15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

ES15は2021年に日本に再上陸したPolk Audioからリリースされた Signature Elite シリーズのブックシェルフスピーカーです。

Polk AudioのランナップはエントリークラスからMonitor XTシリーズ Signature Elite シリーズ Reserveシリーズと用意されており、Signature Eliteはミドルクラスとなります。

ES15はブックシェルフ型ラインナップのミドルサイズで高さ30.6cm 横幅19.2cm 奥行25.9cmと使い勝手の良いサイズ感です。

壁掛けも対応しているようですが結構存在感あると思うのでスタンド使用が良さそうです。

大きめのデスクならデスクトップオーディオでも使えそうですね。

ポイント

高音質なブックシェルフスピーカーES15

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15の仕様

3色のカラーバリエーション

Polk Audio Signature Elite ES15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteシリーズはブラウン・ブラック・ホワイトの3色展開となっています。

どれも好きなデザインですが、個人的にはホワイトのボディーにグレーのグリル(サランネット)が好きです。

サランネットを外した状態だとブラックが好みです。

ポイント

貴重なホワイトカラーも選べるスピーカー

特許技術のパワーポート

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteの一番特徴的な技術としてあげられるのがパワーポートです。

上の画像は背面のバスレスポートを上から見ている状態ですがバスレフの穴に突き刺さるように円錐状のパーツが差し込まれていて、ポートから排出される空気の流れを整えつつ拡散する形状になっています。

この構造により歪みや付帯音を抑えつつも一般的なバスレフに比べ3dB程の出力アップに貢献しています。

背面バスレフですが空気が拡散されており背面の壁との干渉も少ないです。設置の自由度が高い事もデスクトップオーディオにおすすめできる理由です。

ポイント

バスレフポートの欠点を補いパワーアップしたパワーポート

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

Polk Audio Signature Elite ES15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteリーズは共通して2.5㎝のテリレン・ドーム・トゥイーターが採用されています。

テレリンとはポリエステル系繊維の商品名だそうです。

高域側は40kHzまで伸びているのでハイレゾ音源にも対応しています。

Amazon musicなどでも気軽にハイレゾ音源のストリーミングが楽しめる時代なので嬉しいスペックです。

ポイント

テレリンドームツイーターで40kHzまでの再生に対応

仕様

トランスデューサー2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
13 ㎝マイカ強化ポリプロピレン・ウーファー
エンクロージャー形式リア・バスレフ型(リア Power Port)
再生周波数範囲44Hz–40kHz
インピーダンス
感度 (2.83V/1m)85dB
クロスオーバー周波数2,400Hz
接続端子シングル、金めっき
カラーブラウン、ブラック、ホワイト
外形寸法(W×H×D)192×306×259 mm
質量(1台)5.9kg
付属品取扱説明書、保証書、グリル(マグネット式)、ラバーパッド、壁掛け用テンプレート

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15の音質レビュー

Polk Audio Signature Elite ES15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

視聴時にサイズが小さいES10から切り替えた影響もあるかもしれませんがES15は重心が低く低域の量感があります。

シャープかマイルドかで分けると若干マイルドな音質で丸みのある輪郭の音が前に力強く飛んできます。

しっかり空気感のある低音を出していて、低域の質感も良い感じで、倍音成分が少なく埋もれがちなウッドベースの音もしっかり再生されています。

低域の存在感が強めですが同時に中高域のクリアさもマスキングされることなく艶や広がりも十分感じられます。

傾向としてはPOPSやダンスミュージック等が気持ちよく聴けるのではないかと思います。

ポイント

重心低めなだけでなく中高域の広がりや美しさも共存

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15におすすめのアンプ

DENON(デノン)PMA-600NE

出典:https://www.denon.jp/

ES15はコスパの良いスピーカーなのでアンプもコスパ重視で組み合わせたくなります。

コスパでまずに頭に浮かぶPMA600NEは外せません。

PMA600NEの個別記事はこちら

MARANTZ(マランツ)NR1200

出典:https://www.marantz.jp/

HDMI入力端子搭載のNR1200と組み合わせてTVの高音質化を目指すのもおすすめです。

音質的にはPMA600NEよりもフラットな傾向です。

NR1200の個別記事はこちら

価格帯別プリメインアンプ

他にもおすすめのアンプはたくさんあるのでレビュー記事を価格別にまとめてみました。

下のバナーをクリックするとジャンプできます。

参考になれば幸いです。

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES15の評価

Polk Audio Signature Elite ES15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

ES15の試聴をしているときには価格を完全に忘れていました。

中高域の美しさ。低域の質感。付帯音が少なく広がりと立体感のある音。このクオリティーで実売価格3万円台というのは驚異的です。

同じくらいの価格帯のPolk Audio MXT20との比較ではES15の方が骨太な傾向です。

実際の低域再生限界はMX20の方が低いのであくまでも聴感上のバランスです。

MX20とES15はどちらも良いスピーカーでどちらが良い音に感じるかは本当に人それぞれだと思いますが私の個人的な感覚ではES15の方が好きなサウンドに感じられました。

ES15は比較的芯のある中身の詰まった音がお好きなかたにおすすめのスピーカーです。

最後に

ES15は低価格のブックシェルフで様々な方におすすめできるスピーカーです。

しかしせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Signature Elite ES10の試聴レビュー【5万円以下】https://iine.me/archives/7725Thu, 06 Jul 2023 07:12:15 +0000https://iine.me/?p=7725

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10の試聴レビュー ES10は2021年に日本に再上陸したPolk Audioからリリースされた Signature Elite シリーズ最小の ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

Pork Audio(ポークオーディオ)からリリースされているスモールサイズのブックシェルフスピーカー ES10の試聴レビューです。

とても小さいスピーカーでデスクトップオーディオやホームシアターのリアスピーカーにおすすめです。

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10の試聴レビュー

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

ES10は2021年に日本に再上陸したPolk Audioからリリースされた Signature Elite シリーズ最小のブックシェルフスピーカーです。

Polk AudioのランナップはエントリークラスからMonitor XTシリーズ Signature Elite シリーズ Reserveシリーズと用意されており、Signature Eliteはミドルクラスとなります。

ES10はシリーズ最小のサイズで高さ21.3cm 横幅13.7cm 奥行15.8cmとオーディオ用スピーカーとしてはかなり小さめの作りになっています。

利用用途としてはサラウンドのリアスピーカーが想定されていて、壁掛けにも対応しています。

あまり大きくないデスクにも設置できるのでデスクトップオーディオ用としてもおすすめです。

ポイント

高音質な小型スピーカーES10

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10の仕様

3色のカラーバリエーション

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteシリーズはブラウン・ブラック・ホワイトの3色展開となっています。

どれも好きなデザインですが、個人的にはホワイトのボディーにグレーのグリル(サランネット)が好きです。

ポイント

貴重なホワイトカラーも選べるスピーカー

特許技術のパワーポート

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteの一番特徴的な技術としてあげられるのがパワーポートです。

上の画像は背面のバスレスポートを上から見ている状態ですがバスレフの穴に突き刺さるように円錐状のパーツが差し込まれていて、ポートから排出される空気の流れを整えつつ拡散する形状になっています。

この構造により歪みや付帯音を抑えつつも一般的なバスレフに比べ3dB程の出力アップに貢献しています。

背面バスレフですが空気が拡散されており背面の壁との干渉も少ないです。設置の自由度が高い事もデスクトップオーディオにおすすめできる理由です。

ポイント

バスレフポートの欠点を補いパワーアップしたパワーポート

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

Signature Eliteリーズは共通して2.5㎝のテリレン・ドーム・トゥイーターが採用されています。

テレリンとはポリエステル系繊維の商品名だそうです。

高域側は40kHzまで伸びているのでハイレゾ音源にも対応しています。

Amazon musicなどでも気軽にハイレゾ音源のストリーミングが楽しめる時代なので嬉しいスペックです。

ポイント

テレリンドームツイーターで40kHzまでの再生に対応

仕様

トランスデューサー2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
10 ㎝マイカ強化ポリプロピレン・ウーファー
エンクロージャー形式リア・バスレフ型(リア Power Port)
再生周波数範囲78Hz–40kHz
インピーダンス
感度 (2.83V/1m)84dB
クロスオーバー周波数2,100Hz
接続端子シングル、金めっき
カラーブラウン、ブラック、ホワイト
外形寸法(W×H×D)137×213×157 mm
質量(1台)2.7kg
付属品取扱説明書、保証書、グリル(マグネット式)、ラバーパッド、壁掛け用テンプレート

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10の音質レビュー

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

ES10のおすすめポイントとしては中高域の鮮やかさです。はっきりくっきりと音が出ているだけでなく、高域の音の粒子の細かさも感じられます。

小さいスピーカーでは音量を上げていくと、大音量になる前にうるさく感じることが多いですが、ある程度音量を上げても破綻することが無く再生できていました。

書斎やデスクスペースでの実用的な音量で不足を感じることは無さそうです。

低域に力強さはありませんが低音楽器のラインも追うことが出来ます。音像はコンパクトですが同時に空気感というか広がりもあって細かい音までしっかり出す再生能力があります。

余裕のあるリッチな音ではありませんが音がしっかり見えるので聴いていて楽しいサウンドです。

迫力のあるファットな音を目指す方にはサイズアップしたES15やES20をおすすめしますが、デスクトップ環境でしっとり音楽を楽しむといった場面ではES10がとてもマッチしていると思います。

ポイント

鮮やかなサウンドと細かい音まで拾える描写力が魅力

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10におすすめのアンプ

DENON (デノン)PMA-150H

DENON PMA-150H

出展:https://www.denon.jp/

コンパクトなPCスピーカーとしての使い方ならES10とPMA-150Hが一番使い勝手が良く満足できる組み合わせとしておすすめできます。

ネットワークオーディオ機能やUSB-DACなど機能面、音質面共に充実したコンパクトなプリメインアンプです。

PMA-150Hの個別記事はこちら

TEAC(ティアック)AI-303

TEAC AI303

出典:https://teac.jp/

AI-303はUSB-DAC機能だけでなくHDMI端子も搭載したTVとの親和性も高いコンパクトなプリメインアンプです。

テレビボードにAI-303とES10という組み合わせで圧迫感なくTVの高音質化を実現するのもおすすめです。

PCとの接続もUSB-DAC搭載で最小限のシステム構築が可能です。

FOSTEX(フォステクス)PC200USB-HR

PC200USB-HR

出典:https://www.fostex.jp/

とにかく省スペースで収めたいという方におすすめなのがPC200USB-HRです。

95(W)×52(H)×86(D)mmという小ささでUSB-DAC機能搭載のプリメインアンプです。価格もお値打ちなのでES10とのコストバランスも良いです。

価格帯別プリメインアンプ

他にもおすすめのアンプはたくさんあるのでレビュー記事を価格別にまとめてみました。

下のバナーをクリックするとジャンプできます。

参考になれば幸いです。

Polk Audio(ポークオーディオ)Signature Elite ES10の評価

Polk Audio Signature Elite ES10

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

ES10の魅力は3万円程の低価格とコンパクトな躯体なのにしっかり音楽を楽しめる点です。

本来はサラウンドのリアスピーカーとして用意されているようですが、サイズの小さなデスクトップ向けのアンプと組み合わせて省スペースで楽しむオーディオという使い方こそマッチするのではと思います。

現在の日本の住環境を考えると、サラウンドシステムを組める方は少数で、デスク周りの音質アップに対するニーズの方が多いように感じます。

音質をとことん突き詰めていくとシステム全体が大型化しやすいオーディオですが、デスク上で全てのシステムが完結しているというのは新しいスタイルとしてとても魅力的です。

世代を問わずそういった使い方に興味をお持ちの方におすすめできるスピーカーがES10です。

最後に

ES10はコンパクトでデスクトップオーディオの可能性を広げてくれるスピーカーです。

しかしせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Monitor XT MXT20の試聴レビュー【5万円以下】https://iine.me/archives/7656Thu, 29 Jun 2023 03:49:29 +0000https://iine.me/?p=7656

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20の試聴レビュー MXT15は2021年に日本に再上陸したPolk AudioからリリースされたMonitor XTシリーズのブックシェルフスピーカーです。 ブックシェルフ ... ]]>

Polk Audio Monitor XT MXT20

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/


こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

Polk Audio(ポークオーディオ)からリリースされているMonitor XTシリーズからMXT20の試聴レビューです。

以前の記事でMXT15を紹介しましたがワンサイズ大きくなったことにより余裕がある鳴りっぷりです。

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20の試聴レビュー

Polk Audio Monitor XT MXT20

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT15は2021年に日本に再上陸したPolk AudioからリリースされたMonitor XTシリーズのブックシェルフスピーカーです。

ブックシェルフ型はコンパクトサイズのMXT15と一回り大きいMXT20の2種類が用意されています。

MXT15は特に中高音の透明感が素晴らしく、MXT20になると低域の量感がアップするだけでなく中高音の艶感も向上しています。

どちらもそれぞれの個性と良さがありおすすめなので比較も交えながら紹介していきます。

ポイント
コストパフォーマンス抜群のブックシェルフスピーカー

MXT15の記事はこちら

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20の仕様

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

Polk Audio Monitor XT MXT15

出典:https://jp.polkaudio.com/

高域側は40kHzまでカバーする2.5cmのテレリン・ドーム・トゥイーターが採用されています。

テレリンとはポリエステル系繊維の商品名だそうです。

Amazon Musicなどストリーミングで手軽にハイレゾ音源が楽しめる時代なので嬉しいスペックです。

ポイント
テレリンドームツイーターで40kHzまでの再生に対応

16.5cmダイナミック・バランス・ウーファー

Polk Audio Monitor XT MXT20

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

16.5cmのダイナミック・バランス・ウーファーが採用され量感のある豊かな低音が魅力的です。

再生周波数もMXT15の48HzからMXT20の38Hzになりローエンドが伸びています。

ポイント
低音のメロディーも追える再生能力

仕様

トランスデューサー2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
16.5cm バイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー
エンクロージャー形式リア・バスレフ型
再生周波数範囲38Hz–40kHz
インピーダンス4Ω(4~8Ω出力のアンプに対応)
感度 (2.83V/1m)87dB
クロスオーバー周波数3,200Hz
接続端子シングル、ニッケルめっき
カラーマット・ブラック
外形寸法(W×H×D)191mm × 330mm × 280mm
質量(1台)5.5kg
付属品取扱説明書、保証書、グリル、ラバーパッド

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20の音質レビュー

Polk Audio Monitor XT MXT20

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT20ではMXT15の透明感のあるサウンドに十分な低音が加わります。

MXT15で不足気味だった低域の量感が増すことで中高域の艶がアップしてより音楽に余裕が生まれます。

ストイックなMXT15に比べてリッチで安心感があるMXT20といったイメージです。

低音は過度に膨らむことは無くすっきりとしていながらしっかり鳴っているので不足は感じません。

しっかり土台の低音が中高音を支えているので落ち着いて音楽を楽しむことができます。

情報量もアップしているように感じ、鮮やかさやボーカル帯域の表現力が素晴らしいです。

価格としてはエントリークラスですが本格的なアンプやアクセサリーと組み合わせていけばしっかりとオーディオとしての高音質を実現することができます。

ブックシェルフとしいては大きめのサイズなので事前に設置のシミュレーションはしておきましょう。

ポイント
低域の量感がアップして中高音の豊かな表現力が魅力

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20におすすめのアンプ

DENON(デノン) PMA-600NE

MXT20自体がお手頃価格なのでコストパフォーマンスで選ぶならDENONのPMA-600NEがおすすめです。

低価格ながら広がりのある空間表現とビビットなサウンドデザインです。

PMA-600NEの個別記事はこちら

YAMAHA(ヤマハ)A-S801

a-s801

出典:https://jp.yamaha.com/

ヤマハの名作プリメインアンプA-S801は華やかで広がりのある高域が特徴的です。

MXT20の美しい中高域の良さがとマッチして魅力的なサウンドが生まれます。

A-S801の個別記事はこちら

DENON(デノン) PMA-900HNE

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

低域にパンチがありボトムのしっかりしたサウンドがお好みならA-S801よりPMA900HNEがおすすめ。

ネットワークオーディオ機能も搭載しておりリスニングスタイルの幅が一気に広がります。

PMA-900HNEの個別記事はこちら

価格帯別プリメインアンプ

他にもおすすめのアンプはたくさんあるのでレビュー記事を価格別にまとめてみました。

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参考になれば幸いです。

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT20の評価

Polk Audio Monitor XT MXT20

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT20はペアで3万円前後の価格で購入可能です。

この価格帯の製品でここまでのサウンドが出せるものはあまり思い当たりません。

私がこの価格レンジで検討するならPolk Audioの他モデルかDali(ダリ)やWharfedale(ワーフェデール)の一部のモデルが比較対象になってくると思います。

もちろんスピーカー毎にサウンドは異なるのでメーカーで傾向をくくってしまうのは乱暴ではありますが、比較するとDaliの低価格モデルは多少ゆるめで温かみのあるチューニング、Wharfedaleは倍音の響きが美しく華やかなサウンドの印象です。

MXT20は必要な部分は全てハイレベルでさらにバランスが取れたモデルで、アンプや周辺アクセサリーをステップアップしていく楽しみが一番大きなスピーカーではないかと思っています。

MXT15の記事でも書きましたが、MXTシリーズはマッチングされたセンタースピーカーやハイトモジュール、サブウーファーなども用意されているのでサラウンドシステムにも対応しています。

もちろんオーディオ用途にも大推薦できますがシアター用途としても明瞭なサウンドのMXTシリーズは良いと思います。

ハイレベルなサウンドをコストパフォーマンス重視で手にしたいという方にはMXT20をおすすめします。

最後に

MXT20はコスパ最強のコンパクトスピーカーです。初めての本格オーディオとしてもおすすめです。

しかしせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

 
 
 
 
 
 
 
 
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Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Monitor XT MXT15の試聴レビュー【3万円以下】https://iine.me/archives/7599https://iine.me/archives/7599#commentsTue, 27 Jun 2023 22:59:07 +0000https://iine.me/?p=7599

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の試聴レビュー MXT15は2021年に日本に再上陸したPolk AudioからリリースされたMonitor XTシリーズ最小のブックシェルフスピーカーです。 Monit ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

Polk Audio(ポークオーディオ)からリリースされているコンパクトなブックシェルフスピーカー MXT15の試聴レビューです。

非常に低価格ですが高音質で評判の良いスピーカーです。

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の試聴レビュー

Polk Audio Monitor XT MXT15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT15は2021年に日本に再上陸したPolk AudioからリリースされたMonitor XTシリーズ最小のブックシェルフスピーカーです。

Monitor XTシリーズは、「手頃な価格で、より多くのお客様に素晴らしい音楽、映画体験をお届けする」というPolk Audioのミッションを最も見事に体現するスピーカーです。

1974年に初の民生機としてリリースされ圧倒的なコストパフォーマンスで注目された Monitor7 / Monitor10からPolk Audioの歴史は始まりました。

現代のMonitor XT シリーズも価格に見合わない高音質で非常に人気があります。

MXT15は特に中高音の透明感が素晴らしく、デスクトップに設置しても違和感の少ないサイズが魅力的です。

コンパクトなシステムをお探しの方におすすめできるコスパ最強のスピーカーです。

ポイント

コンパクトで低価格・高音質なコスパの鬼

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の仕様

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

Pork Audio Monitor XT MXT15

出典:https://jp.polkaudio.com/

高域側はなんと40kHzまでカバーする2.5cmのテレリン・ドーム・トゥイーターが採用されています。

テレリンとはポリエステル系繊維の商品名だそうです。

Amazon Musicなどストリーミングで手軽にハイレゾ音源が楽しめる時代なので嬉しいスペックです。

ポイント

テレリンドームツイーターで40kHzまでの再生に対応

13cmダイナミック・バランス・ウーファー

Pork Audio Monitor XT MXT15

出典:https://jp.polkaudio.com/

13cmのダイナミック・バランス・ウーファーが採用されクリアでスピード感のある低音が特徴的です。

歪が少なくセリフやボーカルも明瞭で映画のサントラや音楽をリアリティ豊かに再現します。

小さめのウーファーはレスポンスが良く大きなスピーカーとはひと味違った良さがあります。

ポイント

透明感があり伸びやかな低音再生

仕様

トランスデューサー2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
13cm バイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー
エンクロージャー形式リア・バスレフ型
再生周波数範囲48Hz–40kHz
インピーダンス4Ω(4~8Ω出力のアンプに対応)
感度 (2.83V/1m)86dB
クロスオーバー周波数2,200Hz
接続端子シングル、ニッケルめっき
カラーマット・ブラック
外形寸法(W×H×D)166mm × 270mm × 183mm
質量(1台)4.1kg
付属品取扱説明書、保証書、グリル、ラバーパッド

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の音質レビュー

Pork Audio Monitor XT MXT15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

まず透き通った透明感のある音に驚きました。バランスは自然で尖っていたり丸すぎたりすることもありません。

音数の少ない曲では静けさや隙間の表現も美しく、高域に粗さも無いので音数多めの曲でもうるさく感じたり音が滲むことも無かったです。

サイズが小型なのでレスポンスも良く、スピード感があって切れ味の良い低音でどちらかというと若干シャープな印象。

低域の量感はサイズなりなのでキックやベースなどがどっしりと支えるピラミッド型サウンドが好きな方はワンサイズアップしてMXT20を選ぶことをおすすめします。

MXT15は静かな音楽やボーカル、ピアノなどの質感、音色や響きの美しさを重視される方にはとても相性が良いサウンドです。

夜中に小さめの音量でじっくり音楽を味わうといったシチュエーションではスピーカーの存在感も小さく上質な時間が過ごせます。

ポイント

音の拡がり、透明感、きめ細かい高音の粒。美しく質感の高い中高音が魅力

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15におすすめのアンプ

TEAC(ティアック) AX-505

出典:https://teac.jp/

TEAC(ティアック) のAX-505はA5サイズのコンパクトなボディーと優れたパフォーマンスでおすすめのプリメインアンプです。

MXT15との組み合わせでは省スペースで高音質のオーディオ環境が生まれます。

AX-505の個別記事はこちら

DENON(デノン) PMA-600NE

コストパフォーマンスで選ぶならDENONのPMA-600NEがおすすめです。

低価格ながら広がりのある空間表現とビビットなサウンドデザインです。

PMA-600NEの個別記事はこちら

DENON (デノン)PMA-150H

DENON PMA-150H

出展:https://www.denon.jp/

デスクトップオーディオならコンパクトなサイズと高音質、ネットワークオーディオ機能やUSB-DACなど機能面、音質面共に充実したPMA-150Hがおすすめです。

PMA-150Hの個別記事はこちら

価格帯別プリメインアンプ

他にもおすすめのアンプはたくさんあるのでレビュー記事を価格別にまとめてみました。

参考になれば幸いです。

5万円未満のアンプ

5万円~10万円のアンプ

10万円台のアンプ

20万円台のアンプ

30万円以上のアンプ

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の評価

Pork Audio Monitor XT MXT15

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT15はペアで2万円台で購入できます。この価格帯では他にライバルが思いつかず、圧倒的なサウンドクオリティーです。

私はもともとクラブミュージックが好きでDJや作曲をしていました。その経験から長年低音好きを自認していましたがある時から音楽で鳥肌が立つ体験において大切なのは中高域の美しさということに気が付きました。

心地よさ、なんとなく気持ち良いという感覚は低音の量感、質感で味わうことができますが心が揺さぶられる感動体験はいつも中高域の美しい響きやハーモニーでした。

MXT15は組み合わせる機器や楽曲によっては完全に価格を忘れさせるポテンシャルを持っています。

安価でお手軽にコンパクトなシステムを組みたいという方にも、オーディオの楽しみを突き詰めていきたいという方にも応えてくれるスピーカーです。

ホームシアターは専門外ですが、MXTシリーズはセンタースピーカーやハイトモジュール、サブウーファーなども用意されているのでサラウンドシステムにも対応しています。

かなり安価に揃えられる上に音質や音楽性も兼ね備えたシリーズなのでこういった選択肢を増やしてくれたPolk Audioと輸入代理店のD&Mさんには本当に感謝せざるを得ません。

これからオーディオやホームシアターを始めたいという方には圧倒的におすすめできる製品です。

最後に

MXT15はコスパ最強のコンパクトスピーカーです。初めての本格オーディオとしてもおすすめです。

しかしせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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https://iine.me/archives/7599/feed1
DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNE試聴レビュー【20万円以下】https://iine.me/archives/6575Thu, 08 Jun 2023 07:05:32 +0000https://iine.me/?p=6575

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNE試聴レビュー PMA-900HNEはDENONから2022年6月にリリースされたプリメインアンプです。 2018年発売のPMA-800NEというコスパ抜群な人気 ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

今のDENONの音の方向性を打ち出し大ヒットシリーズとなったPMA-NEですが、PMA-800NEの後継モデルとしてPMA-900HNEが発売されました。

900NEではなく900HNEとなりネットワークオーディオのHEOS機能を搭載し使い勝手が大幅に向上しています。

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNE試聴レビュー

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

PMA-900HNEはDENONから2022年6月にリリースされたプリメインアンプです。

2018年発売のPMA-800NEというコスパ抜群な人気のモデルが数年前に生産完了となりました。

当時はPMA-600NE/PMA-800NE/PMA-1600NE/PMA-2500NEという4つのラインナップが展開されておりPMA-800NEはエントリーモデルとミドルクラスをつなぐ架け橋のような存在でした。

PMA-900HNEではUSB-DAC機能の代わりにHEOSが追加されていますが、多くのユーザーの利用用途を考えるとHEOSの方がマッチするのではないかと思います。

ポイント

高コスパの立ち位置を維持したニューモデル

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNEの仕様

フロントパネル

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

大きなボリュームノブがセンターにあるDENONの伝統的なデザインです。

左側に電源ボタン、BASS(低域)/TREBLE(高域)/BALANCE(左右バランス)の調整ノブと「スピーカー切替」「ソースダイレクト」「MC/MM切り替え」のボタンとヘッドフォン端子が配置されています。

右側には入力ソースを表示するディスプレイとインプットセレクターがあります。

アンプの操作端子の種類はどのメーカーも同じようなものですが、レイアウトは各社のデザインセンスや考え方が反映されて異なった仕上がりになるのが面白いですね。

伝統的にそれぞれのレイアウトを守っているのでユーザーからするとありがたいです。

ポイント

見た目は上位モデルのPMA-1700NEとほとんど同じ

リアパネル

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

リアパネルはLAN端子が特徴的ですね。

最近はプリメインアンプもTVもネット環境に接続できるものが増えてきましたね。

自宅の新築時にはこのような環境になることは想像できず、オーディオ、TVコーナーにLAN端子を作らなかったことが悔やまれます。

スピーカー端子も2系統あるのでバイワイヤリング接続にも対応しています。

ポイント

LAN端子があり有線接続すれば安定した接続が可能

ネットワークオーディオ機能HEOS搭載

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

PMA-900HNEの大きな特徴であるHEOSが搭載されたことによりネットワークオーディオが楽しめます。

具体的にはamazon music、Spotify、soundcloudなど各種ストリーミングサービスやインターネットラジオだけでなく、NASやUSBメモリー上の音源の再生が可能です。

実際の操作はタブレットやスマホにダウンロードしたアプリで行いますがこれが意外と便利です。

私はスマホはいつもポケットに入っているのでわざわざアンプのリモコンを使わず入力切替をしたり曲を再生したりできるので非常に重宝しています。

オーディオファンの方に人気のamazon musicは有料プランのunlimitedなら多くの曲がハイレゾで再生可能なのでCDやレコードを購入することに比べたらコスパは抜群です。

本当に気に入ったものはメディアを購入しますが使い勝手も良く場所も取らないのでamazon musicのおかげでたくさんの音楽に出会えて生活が劇的に変わりました。

通常月額1080円、プライム会員なら880円のお手頃価格でハイレゾ音源の再生にも対応しているamzon musicは音楽ファンにとっては非常に魅力的です。

音楽ソースにかける予算が大幅に圧縮されるので今だからこそできるストリーミングサービスという選択肢を大いに活用しましょう。

新世代のAdvanced High Currentシングルプッシュプル増幅回路

新世代のAdvanced High Currentシングルプッシュプル増幅回路

出典:https://www.denon.jp/

電子回路ではトランジスターという半導体を使って信号の増幅を行います。

パワーのある力強い音質を得るためには複数ペアのトランジスターを並列で使いますが素子の性能のバラツキなどによりシングル回路に比べて音の繊細さが失われる傾向にあります。

PMA-900HNEでは一般的なトランジスターの3倍の電流供給が可能なHCトランジスターを使用し、最小単位の1ペアの回路により繊細さと力強さの両立を実現しています。

高性能な素材で最短、シンプルな回路を設計したということです。

ポイント

デノン伝統のシングルプッシュプル増幅回路

低ノイズを実現した可変ゲイン型プリアンプ

超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ

出典:https://www.denon.jp/

PMA-800NEでは、ハイゲインアンプによる一段増幅を採用していましたが、PMA-900HNEは、デノン創立110周年記念モデルとして発売されたPMA-A110と同様に可変ゲイン型プリアンプとパワーアンプによる二段構成になっています。

可変ゲイン型とは再生音量に合わせてアンプのゲインを変化させる方式のことです。

これにより一般的なリスニングで使用される音量ではプリアンプ部での増幅をしないでパワーアンプ部のみで増幅することが可能になりました。

ノイズレベルは下がり高い空間表現力と透明感を実現しています。

ポイント

よく使う音量の音質が抜群。全てのアンプがそうあって欲しい。

電子ボリュームコントロール

DENON PMA-900HNE 電子ボリューム

出典:https://www.denon.jp/

PMA-900HNEは電子ボリュームを採用しています。センサーがノブの回転を検出し音量を電子制御しています。

ボリュームノブは直接基盤と接続されておらず、ノブの回転をセンサーがキャッチして回転量に応じた音量制御をしています。

ボリュームノブと内部の基盤の間には実際に信号の行き来がないのでルートの短縮にもつながり、ここでもミニマムシグナルパスを実現しています。

ポイント

信号が通る回路は短く、経由するパーツが少ないほど有利

ブロックコンデンサーとMIトランス

DENON PMA-900HNE カスタムブロックコンデンサー

出典:https://www.denon.jp/

電源回路には電圧が安定している大型のEIコアトランスとPMA-900HNE専用に開発された大容量のブロック電解コンデンサー(8,200μF)が採用されています。

コンデンサーの役割は電気を蓄え電圧を一定に保つことがあげられます。

当然音質にも強く影響する部分でDENONのサウンドマネージャー山内慎一氏によるとコンデンサーの外側のフィルムの色でも音が変わるとの事でした。

ポイント

専用設計のコンデンサーと大型EIトランスで強力な電源回り

その他の仕様

MM/MC対応フォノイコライザー

フォノイコライザー(アナログレコード用入力)はMMとMCという2種類のカートリッジに対応しています。

MCカートリッジは高音質な反面MM型に比べると出力レベルが低く、MCトランスという昇圧機で信号レベルを上げてからアンプに入力するのが一般的です。

PMA-900HNEはデフォルトでMCカートリッジに対応しているのでMCトランスは不要です。

仕様

パワーアンプ部

定格出力50 W + 50 W (8Ω、20 Hz ~ 20 kHz、THD 0.07 %)
85 W + 85 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
全高調波歪率0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)
出力端子スピーカーA またはB:負荷 4 ~ 16Ω
スピーカーA+B:負荷 8 ~ 16Ω

 

プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンスPHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω
CD、NETWORK/AUX、RECORDER :106 mV / 17 kΩ
RIAA偏差PHONO: ± 1 dB(20 Hz ~ 20 kHz)
最大入力PHONO(MM): 120 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

 

入出力端子

アナログ音声入力端子アンバランス入力×3、PHONO入力×1
アナログ音声出力端子アンバランス出力(RECORDER)×1、サブウーハープリアウト×1、
ヘッドホン出力×1
デジタル音声入力端子同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×3
その他Network×1、USB-A×1、Wi-Fi/Bluetooth アンテナ×2

 

総合特性

S / N比(Aネットワーク)PHONO(MM): 86 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 71 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 105 dB(入力端子短絡)
周波数特性5 Hz ~ 100 kHz(0 ~ -3 dB)
トーンコントロールBASS: 100 Hz ±8 dB
TREBLE: 10 kHz ± 8dB
無線LAN
ネットワーク種類IEEE 802.11a / b / g / n / ac準拠(Wi-Fi® 準拠)
セキュリティWEP 64bit、WEP 128bit、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP)
無線周波数2.4GHz / 5GHz

 

Bluetooth

バージョン4.2
対応プロファイルA2DP 1.3.2、 AVRCP 1.6.2
対応コーデックSBC
周波数帯域/送信出力/通信距離2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)

 

総合

外形寸法(W × H × D)434 x 131 x 375 mm
質量8.3 kg
電源AC 100 V、50 / 60 Hz
消費電力200 W
待機時消費電力0.2 W
2.5W(TV自動再生機能、ネットワークコントロール、Wi-Fi、Bluetooth有効時)
付属品かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、リモコン、 単4形乾電池 × 2、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ× 2、電源コード

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNEの音質

PMA-900HNEの最初の印象としては重心が低くメリハリが効いた音といった感じでした。

DENONらしさを感じる音作りで、キックの粒立ちと芯のある音が前に飛んでくる様は個人的な好みにバッチリハマります。

マランツが「雰囲気のある音」ならDENONは「元気が良い音」というイメージを持っていましたが、PMA-900HNEはまさに元気が良く明るくエネルギッシュというサウンドです。

空間表現力や立体感もあり、高域の伸びやかさも最近のDENONの特徴ですがそのあたりもしっかりと感じられます。

中高域は滑らかで癖が無く、超高解像度という感じではありませんが艶っぽさや繊細さも併せ持っています。

全体としてしっかりしたボトムの上に適度にウェットで広がりのある中高音が乗っているので多くの人の好みに合うバランスだと思います。

ポイント

明るくメリハリのある元気が良い音

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-900HNEの評価

DENON PMA-900HNE

出典:https://www.denon.jp/

音質と機能性を高いレベルで兼ね備えたPMA-900HNEですが実売価格は10万円強という驚異のコスパです。

ストリーミングや手持ちのデジタル音源を楽しむのがメインという方なら他にプレーヤーを用意することなく音楽が楽しめるので予算も設置スペースも抑えることができます。

これからオーディオを始める方やエントリークラスの機材からステップアップされる方に非常におすすめです。

価格と価値を比べた時に非常に高い満足感をえることができる製品です。

ポイント

コスパを求めるなら一押しのPMA-900HNE

まとめ

PMA-900HNEは前作のPMA-800NEと比較するとネットワーク機能が追加されただけでなく、音質面でも大きく飛躍したプリメインアンプです。

10万円前後のプリメインアンプを検討されている方はぜひ視聴されてみてください。

安定感のあるサウンドバランスと広がるサウンドステージに魅了されると思います。

最近の機材の進歩はすさまじいですね。

数年前素晴らしい出来だと思っていたものもモデルチェンジの度にそれを超えていくのは当たり前ではなく開発や製造に関わる方々の努力と苦労の結晶だと思います。

別記事でスピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40n(モデル40n)購入レビュー【20万円台】https://iine.me/archives/7122Thu, 30 Mar 2023 05:29:55 +0000https://iine.me/?p=7122

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nレビュー MODEL40nの大きな特徴としてはHDMI入力が可能ということです。 近年FireTVやテレビのIoT化に伴い動画コンテンツを自宅で楽しむニーズが大 ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

MARANTZのHDMI搭載プリメインアンプMODEL 40nの記事です。

長い間在庫切れでしたが2023年1月末に購入してから自宅で使用しています。

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nレビュー

Marantz model40n black

出典:https://www.marantz.com/

MODEL40nの大きな特徴としてはHDMI入力が可能ということです。

近年FireTVやテレビのIoT化に伴い動画コンテンツを自宅で楽しむニーズが大幅に拡大しました。

今までは動画の音質を向上させるにはAVアンプを使うか2chのアンプを使うには光デジタル接続するかコンバーターを使いアナログ音声信号を抽出する必要がありました。

「ホームシアター用のAVアンプは使わないチャンネルが多すぎて無駄が多い。2chアンプにHDMI入力があったら良いのに」

という需要をキャッチして大ヒットしたのがMarantzのNR1200です。

そんなHDMI付きの2chプリメインアンプというカテゴリで大幅に音質をアップさせたものがModel40nです。

私もNR1200を自宅リビングで使用していましたが今回Model40nに買い替えたので比較も含めてレビューしていきます。

ポイント

HDMI搭載の高音質2chアンプ最有力候補

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nの仕様

フロントパネル

Marantz model40n silver

出典:https://www.marantz.jp/

MODEL 30と同じようなデザインで非常にスタイリッシュなフロントパネルです。

左からインプットセレクター、ソースダイレクト、Bass、Treble、Balance、ボリュームと並びます。左の電源スイッチに対応するように右側にヘッドフォン入力端子が配置され完全に左右のバランスが均等になっています。

奥行を感じる作りで非常に質感が高いです。

カラーはシルバーとブラックの2パターン用意されています。

ポイント

新しいマランツデザインを感じるスタイリッシュなフロント

リアパネル

Marantz model40n

出典:https://www.marantz.com/

最大の特徴はHDMI/ARC対応の入力端子です。TVとの接続はこれ1系統のみで完了します。

NR1200では5系統のHDMI入力と1系統のHDMI出力がありました。

この部分は大きな違いで、例えばTVではなくプロジェクター+プレーヤーといった構成で動画を楽しみたい場合にはMODEL40nではなくNR1200が選択肢になってきます。

プロジェクターではなくTVを使っている方は再生機器はTVのHDMI入力に接続可能なのでMODEL40nでも問題ありません。

スピーカー端子は1系統のみでバイワイヤリングには対応していませんがNR1200と比べても大きく安定感のある端子にグレードアップしています。

ポイント

HDMI/ARC端子搭載でTVの音質がピュアオーディオレベルに

新しい解釈で生まれた素晴らしいデザイン

Marantz model40n silver

出典:https://www.marantz.jp/

コントロールノブの配置される部分は1レイヤー前に設置され、隙間に仕込まれたLEDの光でフロントパネルの両サイドが照らされます。

スリットは細くLEDの光も目立つものではないので嫌味の無い範囲ですが凹凸があり光と影の演出まで計算されています。躯体サイズも音質と出力の割にコンパクトにまとまっており非常に洗練されたデザインです。

ポイント

見た目も良くリビングオーディオに最適

HDMI入力でテレビの音も高音質化

Marantz model40n black

出典:https://www.marantz.jp/

MODEL40nの一番の特徴で私が購入したポイントでもあるのがHDMI(ARC)入力を搭載しているということです。

CECという規格に対応しておりケーブル一本で接続完了、テレビのリモコンで音量調整や電源操作などにも対応します。

これによりYOUTUBEや映画、ライブ映像などのコンテンツの高音質化が可能です。

最近は音楽を動画で楽しむ機会が増えているので時代のニーズにマッチした設計ですね。

ARC対応のHDMIでは音質が良くないという情報もありますがMODEL 40nでは徹底的に音質にこだわりARCの高音質化を実現しています。

ポイント

テレビの高音質化で生活の質が変わる

ネットワークオーディオ機能搭載

Marantz model40n

出典:https://www.marantz.jp/

HEOSアプリを利用してAmazon MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスの再生やUSBやNASに保存したデータの再生、入力切替など様々な操作が可能性です。

Model40nのリモコンを使わなくてもスマホは常に持っていてすぐに操作できるのでとても便利です。

以前はAmazon Musicの自分のプレイリストをHEOSアプリから再生することが出来ませんでしたが現在はプレイリストの再生に対応しています。

欲を言えばHEOSアプリ上でプレイリストへの追加などができるとより便利なので今後のアップデートでより使い勝手が良くなることを期待しています。

月額1000円未満のお手頃価格でハイレゾ音源の再生にも対応しているamzon musicは音楽ファンにとっては非常に魅力的です。

音楽ソースにかける予算が大幅に圧縮されるので今だからこそできるストリーミングサービスという選択肢を大いに活用しましょう。

低ノイズを実現した可変ゲイン型プリアンプ

Marantz model40n

出典:https://www.marantz.jp/

MODEL40nは上位モデルのMODEL30に採用されている最高グレードのボリュームコントロールICが採用されています。

ボリュームコントロールICとは音量調整機能を担う集積回路のことで、品質が高いほど音量調整時に発生するノイズや歪みが少なく、より正確な音量調整が可能になります。

またHDAM®、HDAM®-SA2と言われる独自設計された回路で高速で正確な信号処理が可能になっており高いS/N比や低歪率が特徴で細かい音の表現や音楽のニュアンスをよりリアルに再現できます。

通常使用範囲の音量ではプリアンプ部での増幅を行わずパワーアンプ部でのみ増幅する可変ゲイン型(入力信号のレベルに応じて増幅率を調整)とすることにより徹底的に低ノイズを実現(PM8006比で45%ノイズカット)しています。

ポイント

情報量の豊かさと静けさを実現

電流帰還型パワーアンプ

Marantz model40n

出典:https://www.marantz.jp/

パワーアンプ部にはマランツ独自のアンプモジュールHDAM-SA3を使った電流帰還型増幅回路が採用されています。

アンプには電圧帰還型と言われる方式が一般的ですがMODEL40nは電流帰還型です。帰還とはフィードバックとも呼ばれ、入力信号と出力信号の差異を比べて調整する工程のことです。

一般的な電圧帰還型のデメリットとしてはゲイン(増幅量)を上げようとすると周波数特性に影響がでて再生可能周波数の高域側に制限をかける必要があります。

電流帰還型のメリットは回路の高速化や周波数特性のバランスを保ったまま大きな利得(信号の増幅量)が得られることなどがあげられます。「電流帰還型」のフィードバック方式はワイドレンジかつハイスピードを実現する為の手法です。

瞬時電流供給能力は68Aと高く、瞬間的に大きな電流が必要な場合にも耐えられます。これにより高い低音の再生能力が期待できます。

ポイント

周波数特性に優れた電流帰還型のフィードバック方式を採用

大容量の電源回路

クリーンな電源を供給する為にクラス最大級のトロイダルトランスが採用されています。また、マランツ専用のカスタムされたコンデンサーを搭載しハイスピードで余裕のある電源を安定的に供給しています。

ポイント

長年の設計ノウハウを生かした電源回路

仕様

定格出力100 W + 100 W(4 Ω、20 Hz – 20 kHz) 70 W + 70 W(8 Ω、20 Hz – 20 kHz)
ž 全高調波歪率0.02 %(20 Hz – 20 kHz、両チャンネル同時駆動、8 Ω)
ž 周波数特性5 Hz – 100 kHz (±3 dB)
ž ダンピングファクター100以上(8 Ω、20 Hz – 20 kHz)
ž 入力感度/入力インピーダンスPHONO(MM)1.6 mV / 47kΩ、 CD / LINE / RECORDER 220 mV / 16 kΩ、POWER AMP IN 1.5 V / 15 kΩ
ž 出力電圧SUB WOOFER OUT 220 mV
ž PHONO最大許容入力(MM)80 mV(1 kHz)
ž RIAA偏差±0.5 dB(20 Hz – 20 kHz)
ž S/N比(IHF Aネットワーク、8Ω)PHONO(MM)87 dB(5 mV入力)、 CD / LINE / RECORDER 113 dB(定格出力) POWER AMP IN 125 dB(定格出力)
ž トーンコントロールBASS(50 Hz)±10 dB、TREBLE(15 kHz) ±10 dB
音声入力端子アンバランス × 3、PHONO(MM) × 1、POWER AMP IN × 1、HDMI ARC × 1、同軸デジタル × 1、光デジタル × 1、USB-A × 1
ž 音声出力端子サブウーハープリアウト × 1、RECアウト× 1、ヘッドホン × 1
ž その他入出力端子ネットワーク × 1、Bluetooth / Wi-Fiアンテナ入力 × 2、マランツモートバス(RC-5)入出力 × 1
電源AC 100 V、50 / 60 Hz
ž 消費電力220 W
ž 待機電力0.3 W(通常スタンバイ)/ 2 W (ネットワークスタンバイ)
ž 最大外形寸法W443 x H130 x D432 mm (ロッドアンテナを寝かせた場合)
W443 x H194 x D432 mm (ロッドアンテナを立てた場合)
ž 質量16.7 kg

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nの音質レビュー

Marantz model40n black

出典:https://www.marantz.jp/

MODEL40nの音質レビューです。

良く比較されるMODEL30と比べると高域の美しさ、細やかさが抑えられていますが中低域の音の輪郭の分厚さがアップしているように感じました。

同じくHDMIの入力端子を持つMarantzのNR1200と比較すると透明感、空間表現、迫力などすべてにおいてMODEL40nが圧倒的に優れています。

中高域の音の一個一個の厚みが大きく輪郭も明瞭になり低域の密度も増しています。

中高域の厚みというのは音のバランスの事では無く空間に浮かび上がる音の粒一つ単位の厚みです。

分厚いキックとペラペラなキックの音が違うというのはなんとなく想像つくと思いますがクラップやハイハットでも同じく音の厚みを感じるかどうかという違いです。

しっかりそこに音の像が浮かび上がるというのがポイントで、それが音楽に引き込まれる大きな要素の一つだと思います。

リアルさ、実在感などとも表現できると思います。

また、自分自身で一番驚いたことはライブ動画を視聴したときにNR1200では全く気にならなかったハイハットの揺らぎがMODEL40nでははっきりと分かり演奏に没入できなかったという体験です。

おそらくNR1200ではハイハットの芯の音を鳴らし切れておらず、MODEL40nになったことでしっかりと基音が再生されてリズムの揺れが認識されたのだと思います。

同じようにアコギのフィンガースタイルやピアノのハンマーが弦を打った時の音などでもMODEL40nの再生能力の高さを感じました。

低域の厚みとスピード感も十分で非常にバランスの良いハイレベルなサウンドです。

ポイント

演奏の細かい部分までしっかり描写するMODEL40n

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nの評価

Marantz model40n

出典:https://www.marantz.jp/

MODEL40nの実売価格は約25万円。

HDMIでテレビの音質をアップすることができ、ネットワークプレイヤー要素も入った機材としては安すぎる価格設定に思えてきます。

もちろんプリメインアンプとしての性能も抜群で、スピーカーが30万円~60万円ほどのクラスの場合には音の好みはあるとしてもクオリティー自体に不満に感じることは無いと思います。

見た目もスタイリッシュでリビングオーディオ用の機器として大推薦です。テレビとのコーディネートとしてはブラックボディーがおすすめです。

マットな質感にフロントパネルに仕込まれた照明など細かいところまでこだわりが詰まっています。

サウンドの傾向としては中低域の厚みが好きな方に全力でおすすめできます。ファット&ドライな印象で同時に解像度も高いという変わった立ち位置です。

曲作りをされる方には伝わると思いますが音の質感としてはアナログ機材で音作りするときのようなフィーリングを感じました。

見た目だけでなく中身も現代的なMODEL40nは今のオーディオシーンにマッチする素晴らしいプロダクトだと思います。

ポイント

機能性と音質、見た目が高いレベルで融合した製品

MARANTZ(マランツ)プリメインアンプMODEL 40nにおすすめのスピーカー

MODEL40nに組み合わせるスピーカーはどんなものでも良いと思いますがせっかくならハイレベルなものを用意したいです。おすすめをいくつかピックアップします。

B&W(Bowers & Wilkins)ブックシェルフスピーカー603s2 Anniversary Edition

B&W(Bowers & Wilkins)ブックシェルフスピーカー603s2 Anniversary Edition

出典:https://www.bowerswilkins.com/

この組み合わせは価格と音質のバランスていったら最高の組み合わせだと思います。

ご試聴できる環境があればぜひ実際に音を聴いていただきたいです。

B&W(Bowers & Wilkins)ブックシェルフスピーカー805d3

出典:https://www.bowerswilkins.com/

805d3は非常に高い再生能力を持ったスピーカーです。リアルな声の質感や厚みがあって実在感を感じる中低域。スピード感も艶感もあって鳥肌が立ちます。

価格別おすすめスピーカー

価格帯別におすすめスピーカーのカテゴリーページを作りましたので良ければ購入の参考にされてみてください。

10万円未満のスピーカーカテゴリー

10万円台のスピーカーカテゴリー

20万円台のスピーカーカテゴリー

最後に

最近の機材はどんどん品質が向上しているように感じます。開発するときには前のモデルを超えるようにエンジニアの方たちが頑張っているのでしょうね。

良い音で音楽を聴く。別の世界へ行く体験をする。

この文化がさらに発展していけば素晴らしいなと思います。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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分割手数料無料でオーディオを購入する方法https://iine.me/archives/6918Thu, 08 Dec 2022 08:56:09 +0000https://iine.me/?p=6918

分割手数料無料でオーディオを購入する方法 良い音楽は人生に潤いを与えてくれます。 しかし5分の曲を聞くなら自分の大切な人生の5分を差し出す必要があります。 せっかくならなるべく良い音で音楽を聴きたいですが高価なオーディオ ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

この記事では分割手数料無料でオーディオが購入できるサイトをまとめてみました。

購入の参考になれば幸いです。

分割手数料無料でオーディオを購入する方法

良い音楽は人生に潤いを与えてくれます。

しかし5分の曲を聞くなら自分の大切な人生の5分を差し出す必要があります。

せっかくならなるべく良い音で音楽を聴きたいですが高価なオーディオを揃えるのはなかなか大変です。

趣味に使える予算は人それぞれだと思いますが「欲しいのになかなか買えない」という経験はどなたも多かれ少なかれあるとは思います。

「予算ができたら」と貯金をしている間にも良い音で大好きな音楽が聴ける残り時間は減っていきます。

これは私個人の考えですがどうせいつか買うなら悩んでいる時間がもったいないのでとりあえず分割支払いで目当ての機材を購入してしまうのがおすすめです。

オーディオ購入時の分割払いのメリット

事業や投資をされているかたなら良くお分かりいただけると思いますが、予算に余裕がある場合でも分割払いを選択するメリットはあります。

支払いというものは先延ばしにすればそれたけ手元に残る資金が増えるので投資で増やしたりいざという時の備えにすることができます。

また、昨今の世界的なインフレや円安の影響でオーディオ機器も値上げラッシュを迎えています。

先に購入できるというのは資金を作っている間にお目当ての品が値上がりするリスクも減らせます。

オーディオ購入時の分割払いのデメリット

便利な分割払いですがもちろんデメリットも存在しています。

一番大きなものは分割手数料です。

クレジットカード、ショッピングローン問わず基本的には分割払いの場合には決められた金利を支払う必要があるので一括購入よりも支払い額が大きくなります。

この記事では分割支払いの最大のデメリットと言うべき金利(手数料)無料の購入方法を紹介します。

また、人によっては自分の将来の支払い能力以上の機器を購入してしまうというのもデメリットだと思いますが、多くの方はそんな間違いは起こさないはずです。

あくまでも予算は守りつつ理想のオーディオ環境を揃えていきましょう。

フジヤエービックで60回払い金利0%

おすすめ順でご紹介していきます。

まずはポータブルオーディオで有名な【フジヤエービック】

なんと60回払いまで金利無料のショッピングローンが用意されています。

特に金額の縛りも無く全商品対象というとんでもない条件です。

例えば30万円のものなら月々5,000円の支払いで5年間なので月のお小遣いが決まっているお父さんなどでも現実的ではないでしょうか?

フジヤエービックはホームオーディオの取り扱いも充実しておりアンプならMarantzやDENON、LUXMAN、TRIODE、TEAC、SPLなど、スピーカーはB&W、DALI、MONITOR AUDIO、ELAC、KEF、POLK AUDIOなどの取り扱いがあります。

ピュアオーディオ専門店と比べると購入できないブランドもありますが幅広いラインナップがあるので欲しい機材がある場合には分割支払いでの購入先で一番おすすめできると思います。



ビックカメラで36回払い金利0%

ビックカメラでは合計購入金額15,000円以上の場合36回まで無金利でショッピングローンが利用できます。

月々の支払金額の下限が設定されており毎月3,000円以上の支払いが必要との事です。

ブランドも幅広くアンプはMCINTOSH、ESOTERIC、ARCAM、YAMAHA、SPEC、ROTEL、CAMBRIDGE AUDIO、ROKUSAN、スピーカーはTANNOY、FOCAL、FYNE AUDIO、MAGICOなどフジヤエービックでは取り扱いの無いものも購入可能です。

分割支払い希望で欲しい製品がフジヤエービックに無い場合はビックカメラで検索してみると良いと思います。

Amazon分割払い 2回払いで手数料無料

 

アマゾンでも分割払いが可能です。

2回払いまでは手数料無料で分割ができますが対応しているクレジットカードを使用するという条件付きなのでご自身で確認していただく必要があります。

基本的にはVISA,Master Card、JCBが対象ですが契約内容によっては2回払いが選べないこともあるようです。

利用方法はカートに進み、支払い方法の選択で対象のクレジットカードを選ぶと「一括払い」「2回払い」「分割払い」「リボ払い」が選択できるラジオボタンが表示されます。

2回払い以外の分割支払いは手数料が発生するので使わないようにしましょう。

オーディオの取り扱いも充実しているので比較対象として紹介しましたが無金利で分割できる回数においてはフジヤエービックとビックカメラの圧勝です。

最後に

音楽好きにとってはなるべく良い音で再生したというのは共通の願望であり夢だと思います。

 

オーディオ機器は自分の好みに合った良いものを揃えたいです。

高価なものの場合には分割払いというのは選択の幅を広げる良い手段だと思いご紹介しました。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

そしてせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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ZONOTONE(ゾノトーン)6nsp-Granster 7700αの音質レビュー【スピーカーケーブル】https://iine.me/archives/5286Thu, 17 Nov 2022 01:13:14 +0000https://iine.me/?p=5286

元オーディオショップ店員のおすすめ機材レビュー。現実的な価格と最高の音質のスピーカーケーブルを試したいですか?本記事では各方面から絶大な支持と高評価を受けるスピーカーケーブル、ZONOTONEの6nsp-granster 7700αの音質レビューや同シリーズ2200αとの比較をお届けします。オーディオシステムの音質向上に興味がある方は必見です。]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。スピーカーケーブルもオーディオの音質を決める重要な要素の一つです。今回はZONOTONE(ゾノトーン)のGranster7700αのレビューです。

ZONOTONE(ゾノトーン)6nsp-Granster 7700αの音質レビュー

出典:zonotone.co.jp/

低価格でまとまりの良い音のスピーカーケーブルとして6nsp-Granster2200αを長い間使っていましたが、上位モデルのGranster7700αに変えてみたら圧倒的な音質の向上が見られました。

価格もそれなりに違いますが7700αも手が出ないほどの高価格ではないので非常におすすめできるケーブルです。

ポイント

YOUTUBE上での比較動画も交えつつ7700αの魅力をしっかりお伝えします

ZONOTONEについて

出典:zonotone.co.jp/

ZONOTONEは株式会社 前園サウンドラボのブランドで、2007年に創業者の前園 俊彦さんによって立ち上げられました。

前園(マエゾノ)さんの音色(トーン)でゾノトーンですね。

特徴としては高品質、高音質なケーブルと適正価格。

安価な製品でもしっかりとクオリティーが担保され、高価格帯にも高いだけのものは無く、価格以上のパフォーマンスを持つ製品群です。

開発は気の遠くなるような作業で、設計→試作→膨大なリスニングテストが行われ、素材のバランス、芯線の本数、皮膜の素材や厚みなどの絶妙な配合により唯一無二のプロダクトが生み出されています。

ラインナップは電源ケーブル、インターコネクトケーブル(オーディオケーブル)、スピーカーケーブルだけでなくデジタルケーブル、USBケーブル、フォノケーブルやジャンパーケーブル、レコードプレーヤーのカードリッジに使われるリード線やコネクタ類など多岐に渡ります。

ポイント

どれをとってもしっかりと時間をかけてチューニングされた製品

ZONOTONEのケーブルラインナップ

【スーパークラス】

Shupreme Series(シュプリームシリーズ)/電源ケーブル/インターコネクトケーブル/スピーカーケーブル

出典:https://zonotone.co.jp/

ZONOTONEの最高品質モデル。Shupreme(シュプリーム)=「至高」に「h」が付いているのは「至高」のさらなるhigh(高み)を意味する。シュプリーム・シリーズは“異次元の感動”をテーマに同社が培ってきた独自な発想力、開発力、技術力を昇華させ、「至高」のさらなる高みを目指したまさにトップエンドなラインナップ。

ポイント

価格も音質も最高クラスの圧倒的なケーブル

【ミドルクラス】

Grandio Series(グランディオシリーズ)/インターコネクトケーブル/スピーカーケーブル

出典:https://zonotone.co.jp/

2010年にシュプリームシリーズがリリースされるまではフラッグシップとして販売されていたシリーズ。コストの制約をなくし、至上のケーブルを求め開発され2007年の創業当時から続くラインナップ。

Neo Grandio Series(ネオグランディオシリーズ)/電源ケーブル/インターコネクトケーブル/スピーカーケーブル

出典:https://zonotone.co.jp/

グランディオシリーズの魅力にアナログのテイストを追求したシリーズ。2013年にリリースされ「高機能純銅線・HiFC」を同社・日本で初めて採用したモデルでもある。

ポイント

ミドルクラスと言いつつ価格と音質はかなりハイクラス

【エントリークラス】

Granster Series(グランスターシリーズ)/インターコネクトケーブル/スピーカーケーブル

ZONOTONE Granster 7700α

エントリーモデルのマイスターとフラッグシップモデルのグランディオをつなぐために2015年にリリースされたグランスターシリーズ。高純度無酸素銅線PCUHDと高機能純銅線HiFCをハイブリッドで採用し、エントリークラスを超えた、壮大にして立体感のあるサウンドを目指したという。

Meister Series(マイスターシリーズ)/電源ケーブル/スピーカーケーブル

出典:https://zonotone.co.jp/

グランディオシリーズと同じく創業当初から続くエントリーモデルシリーズ。低価格ながらある程度の品質も確保されたラインナップ。

ポイント

各シリーズの中にもラインナップがあり本当にエントリーのものからミドルグレードまで

【ユニークライン】

Royal Spirit Series(ロイヤルスピリットシリーズ)/インターコネクトケーブル/スピーカーケーブル

出典:https://zonotone.co.jp/

創業10周年を記念して登場したシリーズ。それまでのゾノトーンのケーブルで感じられた前に迫ってくるようなイメージとは対照的な拡がり感や奥行き感を実現。ステージの目の前で演奏を聴くようなゾノトーンらしいサウンドではなく大きなホールで聴いているようなスケール感。自らゾノトーンらしくないケーブルと表現しています。

ポイント

原音再生ではなく明確なコンセプトをもって開発されたシリーズ

ZONOTONE 6nsp-granster 7700αとは

ZONOTONE Granster 7700α

上記エントリークラスのGranster Series(グランスターシリーズ)の中にもグレードが存在します。お手頃なものから2200α / 5500α / 7700αと3種類のラインナップが用意されています。

↓2200αのレビュー記事はこちら↓

まずは7700αがリリースされそのノウハウをもとに開発された2芯のスピーカーケーブルが2200αです。5500αは最後に発売された4芯モデルですが、当初の予定では2200αの芯材の配合のまま2本増やして4芯にするつもりが試作してみると4芯にしたことでバランスが崩れたためまた1から設計をやり直したようです。

それぞれのモデルでしっかりと設計やリスニングテストが行われているのでどのケーブルを選んでも満足度は高いはずです。

実際に私は2200αを使用していましたが7700αに変更するまでは大きな不満もなく過ごしていました。

しかしやはり比べてみると一瞬でその差を実感できるほどの実力が7700αにはあります。

ポイント

7700αの音質は圧倒的。手の届くハイグレードケーブル

また、上の画像では赤・黒と黄・白のケーブルが撚り合わせてありますがブルーの皮膜の中には4本のケーブルがあります。

画像のように撚り合わせて2芯のケーブルのように使うことをスタッカード接続と言います。

ZONOTONEさんの公式ツイッターで以前ツイートされていましたが音決め時はスタッカード接続(シングル接続)とのことですが、

を比較すると低域がタイトになる傾向のようです。

ポイント

7700αでさらに低音の量感が欲しい場合はスタッカード接続

ZONOTONE 6nsp-Granster 7700αの価格

6nsp-Granster 7700αは切り売りと完成品があります。切り売りで8,000円/m前後、2mの完成品(Yラグやバナナプラグ付き)で8万円前後となります。

完成品となるとさすがにある程度のシステムでないと価格のバランスがおかしくなりそうですが切り売りであれば驚くほどの金額では無いように感じます。

むしろ音質を知った後では安いと感じるので費用対効果としては抜群だと思います。

特にスピーカーがバイワイヤに対応している場合には7700αは4芯なので1本でバイワイヤリングが可能になるのでさらにお得感が出ます。

ポイント

費用対効果で考えるとこれ以上は思いつかない

 

ZONOTONE 6nsp-granster 2200αの音質レビュー

バランス的にはどこかの帯域に山があるわけではなく全体的にフラットな印象ですが質感がとにかく高く高音域の艶やキック、ベースの密度感があり気持ちの良いサウンドです。

音のバランスが変わらないので文章で説明するのは非常に難しいですが色気や迫力と言われるような質感の部分が向上するので音楽で感動、鳥肌が立つ体験に繋がります。

細かく比較していくと帯域も広がっているように感じそれが潤いや艶に繋がっているのかもしれません。

この記事を読まれている方はオーディオケーブルの重要性を理解されていたり単純にどれくらい変わるのかと興味を持たれていると思いますが、Granster7700αはある程度ハイレベルのオーディオシステムでも十分その力を発揮できるケーブルだと思います。

個人的には非常に満足度が高く良い買い物でした。上には上がありますが今の私の環境ではしばらくこのケーブルと付き合っていきたいと思っています。

使用スピーカー:B&W CM10S2 アンプ:Marantz NR1200 Special(AIRBOW)

※アンプは変えたいですがHDMIの入力が便利すぎてNR1200にパワーアンプを追加しようかと検討中です。

ポイント

機材のポテンシャルを引き出す満足度の高いケーブル

ZONOTONE 6nsp-granster 7700αの評価

今回比較対象とした6nsp-Granster 2200αはwebや雑誌のオーディオ評論家の方のレビューやショップの販売スタッフから一般のオーディオファンまで各方面で非常に高く評価されています。

価格以上の音質なので当然売上げ面でも人気のモデルです。

なので日本では多くの方がGranster 2200αをお使いだと思いますがもう少し頑張って7700αの購入も非常におすすめの選択肢です。

最近思うんですが5分の曲を聴くには人生の限られた時間を5分使います。

せっかく同じ時間を過ごすなら少しでも良い音でお気に入りの曲を聴きたいですよね?

今後のQOL(クオリティーオブライフ)を向上させるためなら安い出費では無いでしょうか?

Granster7700αは個人的に大推薦のスピーカーケーブルです。

ポイント

普及価格帯からの乗り換えでは見た目、音質ともに高い満足感が得られる

 

最後に

スピーカーケーブルは気軽に試せて音質改善効果の高いオーディオアクセサリーです。

元々使っていたGranster2200αでも大きな不満はありませんでしたが7700αに変更したことによって音楽ライフがより充実したものになりました。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

せっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NE試聴レビュー【20万円以下】https://iine.me/archives/6383Tue, 12 Jul 2022 07:04:23 +0000https://iine.me/?p=6383

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NE試聴レビュー PMA-1700NEはDENONから2022年5月にリリースされたUSB-DAC搭載のプリメインアンプです。 2016年発売のPMA-1600NE ... ]]>

こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

今のDENONの音の方向性を打ち出し大ヒットシリーズとなったPMA-NEですが、PMA-1600NEの後継モデルとしてPMA-1700NEが発売されました。

素晴らしいサウンドの名機が誕生したのでレビューしていきます!

気になっている方はぜひご覧ください。

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NE試聴レビュー

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

PMA-1700NEはDENONから2022年5月にリリースされたUSB-DAC搭載のプリメインアンプです。

2016年発売のPMA-1600NEという大人気のモデルが生産完了となりモデルチェンジして生まれたアンプですが似ているのは見た目だけで音質は飛躍的にアップしています。

ポイント

基本機能は似ていますが中身は大きくアップデートされています

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NEの仕様

フロントパネル

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

大きなボリュームノブがセンターにあるDENONの伝統的なデザインでしっくりきますね。

左側に電源ボタン、BASS(低域)/TREBLE(高域)/BALANCE(左右バランス)の調整ノブと「アナログモード」「ソースダイレクト」「MC/MM切り替え」のボタンが配置されています。

ヘッドホン端子もありますのでスピーカーとヘッドホンどちらも使われる方も大丈夫です。

右側には入力ソースを表示するディスプレイとインプットセレクターがあります。

ポイント

見た目はほぼPMA-1600NEと同じ

リアパネル

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

リアパネルは1600NEと比べて大きく変わった部分があります。

EXT.PRE INという端子が追加されています。

外部のプリアンプを接続することでPMA-1700NEをパワーアンプとして使えるようになりました。

プリメインアンプでパワーアンプ単体としても使える機種はそれほど多くないのですがAVニーズを意識しての機能追加のように感じます。

AVアンプの音質をアップさせたい方などには嬉しいオプションですね。

ポイント

EXT.PRE IN入力でパワーアンプとしても使用可能

Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

「繊細さと力強さ」を高い次元で両立するために、出力段には微小領域から大電流領域までのリニアリティに優れ、大電流を流すことができるUHC-MOS( Ultra High Current MOS ) FETをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用しています。

とのことですがよく分かりませんよね?

簡単に解説すると信号の増幅カーブが直線的(スムーズ)なパーツを最小限の1ペアのみ使いシンプルな構造にしているので素材毎のバラツキも無くクリアなサウンドが得られるというロジックです。

DENONが長年採用してきた方式なので十分な設計ノウハウがあると思います。

ポイント

高性能なパーツで最小限のルートを採用したシンプルな回路

電子ボリュームコントロール

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

PMA-1700NEは電子ボリュームを採用しています。センサーがノブの回転角を検出し音量を電子制御しています。

つまりボリュームノブは直接基盤と接続されておらず、ノブの回転をセンサーがキャッチして回転量に応じた音量制御をしています。

ボリュームノブと内部の基盤の間には実際に信号の行き来がないのでルートの短縮にもつながり、ここでもミニマムシグナルパスを実現しています。

ポイント

信号が通る回路は短く、経由するパーツが少ないほど有利

LCマウントトランス

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

PMA-1700NEは電圧が安定している新型のEIコアトランスを搭載しています。

トランスから外にはみ出した磁力の線(漏洩磁束)を2つのトランスを向かい合わせて配置することで互いに打ち消しています。

※2つのトランスをよく見ると片方はDENONの文字がひっくり返ってると思います。

これをLC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式と言います。

ヘッドフォンなどで外部の音をマイクで取り込み逆の位相の音を流すことで外部音を打ち消すノイズキャンセリング機能と同じ仕組みですね。

ポイント

LCマウントでノイズを打ち消し高音質化

カスタムブロックコンデンサー

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

コンデンサーはPMA-1700NE専用にカスタムされた大容量のブロックコンデンサーを使用しています。

NEシリーズは前のモデルからカスタムコンデンサーを使用していますが今回も新たに開発されたようです。

コンデンサーの役割は電気を蓄え電圧を一定に保つことがあげられます。

当然音質にも強く影響する部分でDENONのサウンドマネージャー山内慎一氏によるとコンデンサーの外側のフィルムの色でも音が変わるとの事でした。

ダイオードユニットとブロックコンデンサーの接続部分も最短化し、パワーアンプへの電源の導線を短縮しています。

ポイント

音質向上の為に専用開発されたコンデンサーを採用

その他の仕様

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

MM/MC対応フォノイコライザー

フォノイコライザー(アナログレコード用入力)はMMとMCという2種類のカートリッジに対応しています。

MCカートリッジは高音質な反面MM型に比べると出力レベルが低く、MCトランスという昇圧機で信号レベルを上げてからアンプに入力するのが一般的です。

PMA-1700NEはデフォルトでMCカートリッジに対応しているのでMCトランスは不要です。

USB-DAC機能

前モデルのPMA-1600NE同様にUSB-DAC機能を搭載しています。

PCやNASとUSBで直接接続することができます。

USB接続時は11.2MHz DSD、384kHz/32bit PCM音源にも対応しており、光デジタルと同軸デジタル接続では192kHz/24bitに対応しています。

仕様

パワーアンプ部

定格出力70 W + 70 W (8Ω、20 Hz ~ 20 kHz、THD 0.07 %)
140 W + 140 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
全高調波歪率0.01 % (定格出力、-3 dB時、負荷8Ω、1 kHz)
出力端子スピーカーA またはB:負荷 4 ~ 16Ω
スピーカーA+B:負荷 8 ~ 16Ω
入力感度 / 入力インピーダンスEXT. PRE:0.84 V / 47 kΩ
ゲイン値:29 dB

 

プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンスPHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ
PHONO(MC): 200 μV / 100 Ω
CD、NETWORK/AUX、RECORDER :125 mV / 19 kΩ
RIAA偏差PHONO: ± 0.5 dB(20 Hz ~ 20 kHz)
最大入力PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz
PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

 

入出力端子

アナログ音声入力端子アンバランス入力×3、PHONO入力×1、EXT. PRE×1
アナログ音声出力端子アンバランス出力(RECORDER)×1、ヘッドホン出力× 1
デジタル音声入力端子USB-B入力×1、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2
その他IRコントロール入出力×1

 

総合特性

S / N比(Aネットワーク)PHONO(MM): 89 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 74 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK/AUX、RECORDER: 107 dB(入力端子短絡)
周波数特性5 Hz ~ 100 kHz(0 ~ -3 dB)
トーンコントロールBASS: 100 Hz ±8 dB
TREBLE: 10 kHz ± 8dB

 

総合

外形寸法(W × H × D)434 x 135 x 410 mm
質量17.6 kg
電源AC 100 V、50 / 60 Hz
消費電力295 W
待機時消費電力0.2 W
付属品かんたんスタートガイド、取扱説明書、保証書、リモコン、単4形乾電池 × 2、電源コード

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NEの音質

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

前作のPMA-1600NEと同時に比較試聴はできませんでしたが1600NEのサウンドは高域に少し粗さというかシャリついた雰囲気を感じたのを覚えています。

1700NEでは高域の繊細さが大幅に改善されており、音の粒子が細かく美しさが大幅にアップしています。

1600NEのゴリっとしたサウンドから1700NEでは立体感がありエレガントなサウンドになっています。

音場も広く高音は天井から降ってくるように感じ奥行きも広がり聴いていて包み込まれるような気持ちよさがあります。

サウンドバランスとしては張りがあってしっかりしたボトムの上に中域・高域が乗っているのですが低域はスピード感があってキレが良く私の好みにバッチリです。

中域と高域はウェットで色気があります。それぞれの楽器のパートがくっきりと描き分けられ聴いていて非常に楽しいアンプだと思いました。

ポイント

広大なステージに密度の濃いサウンドが広がる

DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-1700NEの評価

DENON PMA-1700NE

出典:https://www.denon.jp/

仕様説明の項目では割愛しましたがデジタル回路を遮断する「アナログモード」やUSB-DAC回路と周辺の回路を電気的に絶縁するデジタルアイソレーター回路などデジタルノイズ対策も施されています。

これまでのDENONの開発ノウハウとカスタムパーツが惜しげもなく投入されプリメインアンプで実売価格で20万円を切る金額で販売している小売店もあります。

価格的にはミドルクラスとなりますがサウンドは完全にミドルクラスを超え、音質と内容で言えば30万円クラスのモデルと比べても全く不足はありません。

デジタル音源を楽しまれる方はもちろんですがプリメインアンプとしての再生能力が素晴らしいので予算20万円程度でアンプをお探しの方には大推薦のモデルです。

ポイント

クラスを超えたサウンドとアナログとデジタルの融合を実現したPMA-1700NE

まとめ

PMA-1700NEは前作の1600NEが好評だった為リニューアルした今作もヒット間違いなしだと思います。

さらに磨きをかけたサウンドは非常に満足できるものだと思います。

10万円前後のプリメインアンプのランクアップを検討されている方、AVアンプのサウンドをグレードアップしたい方はぜひ視聴されてみてください。

安定感のあるサウンドバランスと広がるサウンドステージに魅了されると思います。

別記事でスピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。

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