Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Monitor XT MXT15の試聴レビュー【3万円以下】

Polk Audio Monitor XT MXT15

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こんにちは。

元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。

Polk Audio(ポークオーディオ)からリリースされているコンパクトなブックシェルフスピーカー MXT15の試聴レビューです。

非常に低価格ですが高音質で評判の良いスピーカーです。

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の試聴レビュー

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出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT15は2021年に日本に再上陸したPolk AudioからリリースされたMonitor XTシリーズ最小のブックシェルフスピーカーです。

Monitor XTシリーズは、「手頃な価格で、より多くのお客様に素晴らしい音楽、映画体験をお届けする」というPolk Audioのミッションを最も見事に体現するスピーカーです。

1974年に初の民生機としてリリースされ圧倒的なコストパフォーマンスで注目された Monitor7 / Monitor10からPolk Audioの歴史は始まりました。

現代のMonitor XT シリーズも価格に見合わない高音質で非常に人気があります。

MXT15は特に中高音の透明感が素晴らしく、デスクトップに設置しても違和感の少ないサイズが魅力的です。

コンパクトなシステムをお探しの方におすすめできるコスパ最強のスピーカーです。

ポイント

コンパクトで低価格・高音質なコスパの鬼

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の仕様

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

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出典:https://jp.polkaudio.com/

高域側はなんと40kHzまでカバーする2.5cmのテレリン・ドーム・トゥイーターが採用されています。

テレリンとはポリエステル系繊維の商品名だそうです。

Amazon Musicなどストリーミングで手軽にハイレゾ音源が楽しめる時代なので嬉しいスペックです。

ポイント

テレリンドームツイーターで40kHzまでの再生に対応

13cmダイナミック・バランス・ウーファー

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出典:https://jp.polkaudio.com/

13cmのダイナミック・バランス・ウーファーが採用されクリアでスピード感のある低音が特徴的です。

歪が少なくセリフやボーカルも明瞭で映画のサントラや音楽をリアリティ豊かに再現します。

小さめのウーファーはレスポンスが良く大きなスピーカーとはひと味違った良さがあります。

ポイント

透明感があり伸びやかな低音再生

仕様

トランスデューサー 2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
13cm バイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー
エンクロージャー形式 リア・バスレフ型
再生周波数範囲 48Hz–40kHz
インピーダンス4Ω (4~8Ω出力のアンプに対応)
感度 (2.83V/1m) 86dB
クロスオーバー周波数 2,200Hz
接続端子 シングル、ニッケルめっき
カラー マット・ブラック
外形寸法(W×H×D) 166mm × 270mm × 183mm
質量(1台) 4.1kg
付属品 取扱説明書、保証書、グリル、ラバーパッド

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の音質レビュー

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出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

まず透き通った透明感のある音に驚きました。バランスは自然で尖っていたり丸すぎたりすることもありません。

音数の少ない曲では静けさや隙間の表現も美しく、高域に粗さも無いので音数多めの曲でもうるさく感じたり音が滲むことも無かったです。

サイズが小型なのでレスポンスも良く、スピード感があって切れ味の良い低音でどちらかというと若干シャープな印象。

低域の量感はサイズなりなのでキックやベースなどがどっしりと支えるピラミッド型サウンドが好きな方はワンサイズアップしてMXT20を選ぶことをおすすめします。

MXT15は静かな音楽やボーカル、ピアノなどの質感、音色や響きの美しさを重視される方にはとても相性が良いサウンドです。

夜中に小さめの音量でじっくり音楽を味わうといったシチュエーションではスピーカーの存在感も小さく上質な時間が過ごせます。

ポイント

音の拡がり、透明感、きめ細かい高音の粒。美しく質感の高い中高音が魅力

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15におすすめのアンプ

TEAC(ティアック) AX-505

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出典:https://teac.jp/

TEAC(ティアック) のAX-505はA5サイズのコンパクトなボディーと優れたパフォーマンスでおすすめのプリメインアンプです。

MXT15との組み合わせでは省スペースで高音質のオーディオ環境が生まれます。

AX-505の個別記事はこちら

DENON(デノン) PMA-600NE

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コストパフォーマンスで選ぶならDENONのPMA-600NEがおすすめです。

低価格ながら広がりのある空間表現とビビットなサウンドデザインです。

PMA-600NEの個別記事はこちら

DENON (デノン)PMA-150H

PMA 150H - Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Monitor XT MXT15の試聴レビュー【3万円以下】

出展:https://www.denon.jp/

デスクトップオーディオならコンパクトなサイズと高音質、ネットワークオーディオ機能やUSB-DACなど機能面、音質面共に充実したPMA-150Hがおすすめです。

PMA-150Hの個別記事はこちら

価格帯別プリメインアンプ

他にもおすすめのアンプはたくさんあるのでレビュー記事を価格別にまとめてみました。

参考になれば幸いです。

5万円未満のアンプ

5万円~10万円のアンプ

10万円台のアンプ

20万円台のアンプ

30万円以上のアンプ

Polk Audio(ポークオーディオ)MXT15の評価

Monitor XT15 Black Image in situ - Polk Audio(ポークオーディオ)ブックシェルフスピーカー Monitor XT MXT15の試聴レビュー【3万円以下】

出典:https://www.polkaudio.com/en-us/

MXT15はペアで2万円台で購入できます。この価格帯では他にライバルが思いつかず、圧倒的なサウンドクオリティーです。

私はもともとクラブミュージックが好きでDJや作曲をしていました。その経験から長年低音好きを自認していましたがある時から音楽で鳥肌が立つ体験において大切なのは中高域の美しさということに気が付きました。

心地よさ、なんとなく気持ち良いという感覚は低音の量感、質感で味わうことができますが心が揺さぶられる感動体験はいつも中高域の美しい響きやハーモニーでした。

MXT15は組み合わせる機器や楽曲によっては完全に価格を忘れさせるポテンシャルを持っています。

安価でお手軽にコンパクトなシステムを組みたいという方にも、オーディオの楽しみを突き詰めていきたいという方にも応えてくれるスピーカーです。

ホームシアターは専門外ですが、MXTシリーズはセンタースピーカーやハイトモジュール、サブウーファーなども用意されているのでサラウンドシステムにも対応しています。

かなり安価に揃えられる上に音質や音楽性も兼ね備えたシリーズなのでこういった選択肢を増やしてくれたPolk Audioと輸入代理店のD&Mさんには本当に感謝せざるを得ません。

これからオーディオやホームシアターを始めたいという方には圧倒的におすすめできる製品です。

最後に

MXT15はコスパ最強のコンパクトスピーカーです。初めての本格オーディオとしてもおすすめです。

しかしせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。