インシュレーターを使ってみた!オーディオテクニカAT6099レビュー

AT6099

こんにちは。

オーディオショップ店員のばっちゃん(@iine_me)です。

昨日はインシュレーターの効果にと種類について書きました。

今日は私が実際に使っているオーディオテクニカのインシュレーターAT6099のレビューをしたいと思います。

 

オーディオテクニカのインシュレーター ラインナップは?

audio-technicaはオーディオ機器のメーカーとしてインシュレーターもいくつか取り扱っています。

下に型番とメーカーのコメントをまとめてみます。

AT6089CK コルク&真鍮の2層構造で、明るい音色とはっきりした音像。
AT6091 耐荷重80kg以内。無反発性特殊ゴムのシンプル構造です。
AT6098 明確な定位と抜けの良い低音を実現。
AT6099 明確な定位と伸びる高域、厚みのある低域を実現。
AT6294 明確な定位感と中低域の厚みを実現したスパイクベース インシュレーター。

 

それぞれ見ていくと

AT6089CKはコルクと真鍮のハイブリット

メーカーサイトを見ると割と引き締まったクリアな音が出るようです。

AT6091はハネナイトという特殊ゴムのインシュレーター

振動の吸収力が大きいのでサブウーファーなどに向いていそうです。

 

AT6098は真鍮の上下をハネナイトで挟んだハイブリット

 

定位が明確になり抜けの良い低音との事ですが割とフラットな傾向です。

AT6099は真鍮、ハネナイト、ソルボセインのハイブリット

 

私も使っています。

音像が少し小さくなりその分音の輪郭がはっきりクリアに出ます。

スピーカーの角度を少し内振りにしたときのようなイメージです。

 

AT6294は真鍮とハネナイトのハイブリットスパイクベース

 

定位が明確になり中低域の厚みが出るとの事。

基本的にはスパイク受けとしての仕様がよさそうです。

 

おすすめはAT6091、AT6098、AT6099あたりです。

好みや何に使用するかによって選ぶと良いと思います。

 

AT6099レビュー

今回はスタンドを使わずデスクに置いてあったスピーカーに使用しました。

使用前と比べると明らかにクリアで立体感のある音になりました。

 

キレもありキビキビした印象が音に少し加わりました。

キックの粒立ちが良くなり解像度も上がったようです。

しかし高音のキツや歪みはなく艶のようなまろやかさをまとった色気のある音です。

 

後半は使用しているDJミキサーALLEN&HEATH XONE92の音の特徴ですが、インシュレーターを使うとそのキャラクターがより鮮明になる感じです。

 

当たり前ですが断然使用後の方が好みの音になりました。

スピーカーからデスクに伝わる振動も減ったので同じ天板上に設置してある再生機器への好影響もあると思います。

 

まとめ

いろいろなタイプのインシュレーターがありどれを買ったら良いか迷ってしまうと思いますが、正直いろいろ買ってみると良いと思います。

まずはどれでも良いのである程度評判が良くて気になるものを選んでくらさい。

直置きよりは音質がアップする場合がほとんどだと思います。

そしてじっくりと使い込んで基準となる音ができたら他のもの手に入れるのも良いしそのまま使い続けても良いと思います。

 

少しでも上質な音で音楽が聴けるようになるとその後の人生の喜びが増しますよ。

せっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。

スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。

皆様が良い音楽と過ごせますように。