元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。
昨日に引き続きALLEN&HEATHのDJミキサーXONE:92の修理日記を書きたいと思います。
記事の目次
とりあえず開けてみる
まず症状ですが、電源が入らない、温めると電源が入る。という状況です。
何も分かりませんがとりあえず外せるネジを全て外して中身を見てみました。
配線など抜けていないか確認してみましたがよく分かりません。
初めて中身を見てみましたが、EQの基盤、フェーダーの基盤、コネクタの基盤、電源の基盤などに分かれていて、それぞれがコネクタで接続されているようです。
そして電源ケーブルを接続する部分を見てみると、その部分も基盤があります。
↑「開けるな!」みたいに書いてあるボックスを外すと中身はこんな感じです。
素人ながらこの部分だけ交換したらなおるんじゃないかな~と思いました。
交換パーツを発見
そして部品が売ってないか確認するとありました!
日本で買えるところは無いようですがアメリカとイギリスの楽器屋さんで取扱いがあります。
あとはebayでも出品されています。
“Allen & Heath-Xone 003-233X Power Supply PCB”
で検索するといろいろ出てきます。
価格は75ドルくらい。
送料を考えても日本の代理店さんで修理するより断然安いです(正規輸入品なら修理代も安いと思いますが、、、)。
そこで早速私が見つけた中で一番安かったアメリカのお店にコンタクトしてみました。
ちなみにメールはこんな感じで送りました。
I’d like to order allen & heath – xone 003-233X. (allen & heath – xone 003-233Xを注文したいです。)
Could you ship it to Japan? (日本に発送できますか?)
We can’t find that part in Japan. (日本にはコレ売ってないんです。)
I really LOVE my one 92. (ほんとに92が好きです。)
Thank you and have a nice day.
Yours sincerely,
すぐに返信があったけど日本への発送はしてないのでアメリカの転送サービスを使うかアメリカにいる友人の住所を発送先に指定してほしいとのことでした。
しょうがないので他のお店にコンタクトを取ろうかと思いましたが、ここで気付きます。
電源ユニット交換してもなおらない可能性あるよねと。。。
テスター購入
ジャンク機材の修理をされてる方のブログを見ていくと、
どうやらテスターというものを使いどこまで信号が来ているかを調べて故障箇所を特定するようです。
テスターなんて持っていないので楽天で購入します。
赤と黒の先の金属部分をいろいろなところにあててその間に電気が通っていればメーターが反応する仕組みです。
試してみると電源が入らないときは電源ユニット基盤の出口(他の基盤へのコネクタが刺さるところ)まで電気が来ない。
温めて電源が入るともちろん危難の出口まで電気が来る。
なんとかそこまでは分かりました。
これで電源ユニットの不良だと確定できたので上のユニットを海外から手に入れれば修理ができると確信しました。
修理日記はその3へ続きます。
XONE92L 直送 ALLEN&HEATH XONE:92L
みなさんのそばに良い音楽がありますように