初心者がDJを始める為の機材の選び方

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こんにちは。

ばっちゃん(@iine_me)です。

私は高校入学の頃ターンテーブルとミキサーを購入しDJを始めました。

きっかけはアルバイト先の先輩に、DJやってみたら?と勧められたことです。

今から18年前。2000年のことでした。

当時はHIPHOPが流行っていて、町にもヒップホップファッションのショップや若者が増えてきていました。

最初はHIPHOPのDJからスタートし長くDJを続けるなかで、

好きな音楽やジャンルは変わっていきましたが、いつも好きな音楽に囲まれた時間でした。

DJをやり始めたのをきっかけに、クラブへ行ったり曲を作り始めるようになり、数えきれないほどの夜を素敵な音楽と過ごしてきました。

そして今の私の友人や家族、仕事は音楽を通して出会ったものなので音楽が私に全てを与えてくれたと言っても過言ではありません。

きっかけはバイト先での一言。その言葉から行動したことによって人生が変わりました。

皆さんも興味のあることにはどんどんチャレンジして可能性を広げていってくださいね。

この記事はこんな方に向けて書いてみました。

これからDJを始めたい

DJって何するの?

DJってどんなジャンルの音楽かけるの?

DJの世界をのぞいてみたい

DJを始めてみたけどよく分からない

そんな疑問やお悩みを解決できるよう、そもそもDJとはどんなものなのかの解説からオススメのDJ機材と自分に合ったスタイルの見つけ方を紹介していきます。

DJとは?

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DJ

DJの種類

DJと一言で言っても実はいろいろなタイプのDJがいます。

ラジオでパーソナリティーを務めるラジオDJ

クラブやフェスでDJをするクラブDJ

ラッパーやシンガーなどアーティストのライブステージで曲をかけたりスクラッチを入れたりするバックDJ

スクラッチやジャグリング(2枚のレコードを使って新しいビートやグルーブを生み出す技)などでスキルや音楽性などを競い合うバトルDJ

さらにかける曲のジャンルによっても○○DJと言われることもあります。

ロックDJ

HIPHOPDJ

アニソンDJ

テクノDJ

ハウスDJ

レゲエDJ

JAZZALLジャンル、などなど、、、

ジャンルに関しては音楽のジャンルの数だけあるので上げればキリがないですね。

DJたちに共通していることは曲をかけること。

その中でも、一番人口が多く、一般的にDJと言われるのはクラブなどで音楽をかけるクラブDJです。

クラブDJが何をやっているかというと曲をノンストップでMIXしてつないでいくことです。

HIPHOPやR&BではBPM(曲のテンポ)を合わせてサビが終わったところで次の曲のAメロが始まるようにつないだり、

ロックやアンビエントではBPMを合わせず曲が終わったところで次の曲のイントロから流したりとジャンルやスタイルによってMIXの仕方は様々です。

現在のクラブでの主流はヒップホップやハウス、テクノ、EDMなどのダンスミュージックです。

(最近はアニソンDJもすごい人気です。アニソンのDJやVJは本当に高いスキルを持っていると思います。このジャンルだけは日本初の音楽シーンなので世界に向けて発信したら面白いのかなと思います。)

ダンスミュージックと言われるジャンルは曲のBPMをキープしてフロアで踊っているお客さんの足を止めないようにノンストップでMIXしていくスタイルのDJが基本です。

DJ機材には左右のデッキがあり、右の曲から左の曲へ、左の曲から右の曲へとMIXしていきます。

左の曲をかけているときは右の曲の音はヘッドフォンから確認して曲のBPMを合わせたり頭出しをしたりしています。

そしてMIXしたいポイントに来たら両方の曲の音をMIXしながら左から右へとつないでいきます。

これが基本的なDJがやっていることです。

さて、そんなDJですがどんな機材があれば始められるのでしょうか?

現在は一昔前に比べていろいろな機材が進化しているので、選択肢もいろいろとあります。

順番にご紹介します。

DJのスタイル

PCDJ

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PCDJ

パソコンを使ってDJをすることをPCDJと言います。

具体的にはラップトップPCとDJコントローラーという機材を使います。

DJコントローラーにはDJソフトがセットでついてくるものもあります。

安いものでは1万円以下でそろえることもできます。

メリットとしてはPCとコントローラーさえ持っていけば設備のないところやクラブ以外のカフェなどでもコンパクトなセッティングでDJすることができます。

また、ハードディスクに入るだけの曲を持ち歩けるので選曲の幅が広がります。

PCのDJソフトだからこそできるMIXやエフェクトなどもあり手軽に始められるのに奥が深いスタイルです。

一昔前の海外アーティストの来日公演ではほとんどのDJがPCDJでした。

(↑感覚的には2007年~2012年くらいかな?)

当時は重いレコードを持って来日するDJは本当に音にこだわりがある一部のDJだけでした。

また、PCDJが出始めた当初から2010年代前半くらいまでは、機材のスペックもありPCでのDJは音質が良くなかったりトラブルが多いイメージがありましたが、現在は機材やPCのスペックもアップし、より低価格で安定した高音質のものが手に入るようになりました。

ラップトップのPCを普段から使っていてPCで音楽を聴いている人には一番とっつきやすいスタイルかもしれません。

BPMも勝手に合わせてくれる機能があったりするので初心者でも特に練習することなくうまくMIXできるところもポイントです。

デメリットは「楽しさ」かもしれません。

私はレコード、CD、PC、USBといろいろなフォーマットでDJをしてきましたが、一番楽しかったのはアナログレコードです。

便利な機能や楽なところはありませんが不便だったり練習が必要なことの方がうまくいったときに楽しかったり嬉しかったりします。

これはどんなことでも同じだと思いますが便利で簡単なツールだけを使っていると苦労してうまくなっていく喜びは味わえません。

デメリットに感じない方も多いかもしれませんがPCDJは良くも悪くも便利で簡単(もちろん突き詰めれば奥は深いです)というものです。

PCDJコントローラーなどオススメの機種は後程まとめてご紹介します。

データ(USB)DJ

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USB-DJ

最近特に増えてきたと感じるのはUSBを使ってDJするスタイルです。

CDJの中にはCDを使わずUSBの中に入っている曲のデータを読み込んで再生できるものがあります。

メリットとしては持ち運びが一番コンパクトで音質が良いことです。

まず持ち運びに関してですが、最近は本当に小さなUSBで128GBなど大容量のものもあり、たくさんの曲をポケットに入れて持ち歩くことができます。

また、音質についてはCDよりも圧倒的に音が良いです。

CDJの機種によってはPCDJで良い機材を使うよりも音が良いんじゃないでしょうか?

特に最近のPIONEER DJさんのCDJ2000nxs2なんかは本当に音が良いです。

後程紹介するアナログレコードも独特な良い音ですが盤や針の状態、設置環境によってはアナログの良さを出しきれない場合もあるので高音質なCDJを使ってUSBでDJをするのが現時点では一番安定して良い音を出せる選択肢だと思います。

デメリットを上げるとすれば高音質のCDJは高いというところです。

アナログターンテーブル、PCDJコントローラーなどに比べて最高品質のCDJはとっても高いです。。。

2台そろえてDJミキサーも買うとなると初心者にはちょっと手が出ないかなと思います。

この辺を解消できるオススメ機材もありますのでまとめて紹介します。

CDJ

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CDでDJ

CDを使ってDJをするときに使う機材がCDJです。

今のPIONEER DJさん、当時はPIONEERでしたが1994年にCDJ500という機種を発売しました。

私はその頃10歳なのでさすがにその機種は見たことがありません。

私がDJを初めてクラブに行き始めたころはCDJ50が置いてありました。

ディスクも今のようにスロットインではなく上のふたをパカッと空けてディスクを入れるタイプでした。

2000年代はCDJ1000のシリーズが大ヒットしてクラブのスタンダードになります。

そして数年前からCDJ2000やCDJ900などUSBが読み込みできる高音質な機材がクラブの常設機材として定番になりました。

CDJのメリットとしては、現在たくさんのCDを持っている方はすぐにDJを始められることです。

ディスクケースを見ながら選曲できるのも好きな人には良いかもしれません。

ただ、音質面では前の項目で紹介したUSBの方が良いのはしょうがないです。

CDはディスクが回転し、その中にあるデータをピックアップレンズが読み取っています。

物理的に動いているのでもちろん読み込みのロスも大きいです。

エラーデータはある程度修正されるので音飛びや音が止まってしまうことはまずありませんが、音質はその分犠牲になってしまいます。

昔からCDJかレコードかどちらのDJが音が良いかなんてよく議論になってましたが昔は圧倒的にレコードの方が音が良かったです。

それはCDJ自体の性能に限界があったからです。

現在は使う機種によりますが音質面はかなり改善されています。

ただしUSBが使えるものはUSBの方が音が良いのでどちらも選べる環境なら私はUSBを使います。

アナログDJ

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アナログDJ

一般的なDJのイメージで一番多いのはやっぱりアナログDJではないでしょうか?

レコードでDJすることのメリットはいろいろありますが、私が思う一番のメリットはおもしろいということです。

アナログレコードでMIXする感覚は他のデジタルフォーマットでは味わえない心地よさがあります。

レコードは運ぶのが大変だったり曲を購入するのもデータより高いしそもそも人気の盤はすぐに売り切れてしまうのでなかなか変えなかったりとデメリットを上げればキリがないくらいあります。

それでもそんなデメリットすべてを上回る魅力があるので未だにアナログレコードにこだわる人もたくさんいます。

それにレコードオンリーでDJしているとそうじゃないDJからはちょっと一目置かれます。

よくメリットとしてあげられる音質についてですが、同じ曲でもレコードとデータを比べると、データの方がハイファイな音がします。

家で聴く分にはデータの方が良いと感じる人もいるでしょう。

クラブやフェスなど大きな会場で状態の良い針を使いターンテーブルの設置環境も良い場合はアナログレコードの方が良い音がするはずです。

レコードは温かみのある音がする、とか

CDやデータではカットされている音が入っているからダンスミュージックにはレコードだ、とか

いろいろ言われていますが実際は同じレコードでも針が変われば全く別物の”鳴り”になります。

私はセッティングに左右される部分が多いレコードと、ある程度のライン以上の音質が確保できるデジタルでそんな単純な比較はできないと思います。

アナログDJの中にはレコードが一番音が良いと頑なに信じている(数年前の私もそうでした)人もいますが、現代の機材環境を考えるとケースバイケースになります。

レコードは盤に掘られた溝を針がトレースして音を出しています。

ターンテーブル自体がスピーカーからの振動で揺れれば当然ハウリングしたり音が悪くなったりします。

細かいところまで突き詰めれば最高の音が出ますがレコードだから音が良いとかそんな単純なものではありません。

なのでアナログDJのメリットは音質ではなく単純に楽しさかなと思います。

DVS(コントロールヴァイナル+PC)

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DVSでDJ

DVSとはDigital Vinyl System(デジタルヴァイナルシステム)の略です。

コントロールヴァイナルというレコードを使ってPCの中に入っている楽曲をプレイします。

コントロールヴァイナルの中に入っているのはデジタルデータなので単体では音楽を聴くことはできません。

コントロールヴァイナルとPCの連動には専用ソフトとインターフェイスという機材が必要です。

専用ソフトはいくつか種類がありますしインターフェイスは単体のものとDJミキサーに内蔵されたものがあります。

デジタルの便利さとアナログの操作性を兼ね備えているのでスクラッチや2枚使いをするHIPHOPのDJなどの中では人気の高いフォーマットです。

海外でもスタンダードな組み合わせで人気がありますが、機材の進歩、時代の流れの速い今ではDVSが一番人気だったのは少し前のような印象です。

 

DJスタイルの比較

今ご紹介したDJのスタイル(フォーマット)にはそれぞれにメリットデメリットがあります。

音質、持ち運び、楽曲入手のハードル、現場(クラブ)での利便性、などで比べてみようと思います。

 

PCDJ 

音質 – △ DJコントローラーによる 安価のものは音質が悪く高価なものは高音質

持ち運び – ○ DJコントローラーによる 非常にコンパクトで軽いものからフルサイズのDJセット(CDJ2台+DJミキサー)と同じくらいの大きなものまで。当然PCも別途必要。

楽曲入手 – ◎ 便利で安価 PCでの楽曲ダウンロードサービスなどが利用できる。

現場での利便性 – ○ DJコントローラーによる。基本的にはブースに設置してあるDJミキサーやPAミキサーにコントローラーを接続するだけ。ブースにはPCとコントローラーを設置する必要がある為ある程度のスペースが必要になる。

 

データ(USB)DJ

音質 – ◎ 基本的にCDよりも音質が良くCDJの機種によってはアナログよりも音が良いこともある。PCDJよりも良い。現時点では安定してトップレベルの音質。

持ち運び – ◎ USBメモリとヘッドフォンだけでOK!

楽曲入手 – ◎ 便利で安価 PCでの楽曲ダウンロードサービスなどが利用できる。

現場での利便性 – ◎ ある程度のクラブではUSBが使えるCDJが置いてあることが多いのでUSBを刺すだけ。とても便利。

 

CDJ

音質 – ○ CDJの機種にもよるが同じ機種ならUSBメモリより劣る。それでもCDJ2000NXS2などならPCDJより高音質。

持ち運び – ○ ディスクが必要なのである程度のボリュームに。もちろんアナログほどではない。

楽曲入手 – ○ CDを購入するかダウンロードサービスを利用しCDJに焼くか。

現場での利便性 – ◎ 最近はアナログターンテーブルの無いクラブもあるみたいですがCDJがないクラブはおそらくないのでどこでも安心。

 

アナログDJ

音質 – ◎(○)環境による。針(種類や劣化具合)や盤質、ターンテーブルの防振対策などの設置環境によりかなり音質が左右される。個人的にはアナログレコードの音が大好きだが常に良い音でプレイができるとは限らない。

レコードに合わせたセッティングや新しくて良い品質の針を使用すればデジタルデータでは再現できない心に響く音が体験できる。

持ち運び – × 重くて大きくて一度のプレイで持って行ける数に限界がある。その分ある程度イメージを絞ってピックアップしていく必要がある。

楽曲入手 – △ レコードは入手しにくく価格も高い。その反面手に入った時の喜びは大きいですが。。

現場での利便性 – ○ ターンテーブルが置いてないクラブもほとんど無いので特に困ることはなさそう。ただし他のフォーマットのようにかけたい曲にすぐたどり着ける利便性はない。

 

DVS(コントロールヴァイナル+PC)

音質 – ○ インターフェイスの音質による。最近の機種ならある程度の音質は期待できる。

持ち運び – ○ PC+インターフェイス+コントロールヴァイナルくらいなのでリュック一つで対応できる。

楽曲入手 – ◎ 便利で安価 PCでの楽曲ダウンロードサービスなどが利用できる。

現場での利便性 – ○ DJが交代するときに配線やPCの設置などが必要。交代の時だけ気をつければあとは特に困ることはない。

 

スタイル別オススメDJ機材

私のオススメの機材を価格別にピックアップしていきます。

実は楽器店で働いていることもありこれからDJを始める方の機材の相談にのらせていただくことも非常に多いです。

これから始める方にははっきり言ってPCDJかデータ(USB)DJがオススメです。

価格、利便性、スキル的な部分などでのハードルの低さを考えるとこの2つに絞られるでしょう。

個人的には15年以上アナログレコードオンリーでDJをしてきたのでアナログDJが増えると嬉しいですが、

レコード入手のハードルやミックスができるようになるまでの練習など壁が多いので本当にレコードが好きとか憧れがある方以外にはオススメしていません。

ますはPCDJやデータDJで始めて後々レコードもMIXしたりレコードに移行していくのが無難だと思います。

そんな訳でまずはPCDJとデータDJの機種に限定させていただきます。

機材購入の参考になれば嬉しいです。

 

PCDJ

PCDJについてですが、コントローラーを選ぶ前にDJソフトの選択が必要です。

主要なものにしぼってご紹介します。

 

PCDJ用のDJソフト

Serato DJ

現場で一番使われているDJソフトだと思います。

ユーザーが多いのでHow toなどの情報が多いので初心者からベテランまで使っています。

TRAKTOR

seratoに次いで人気のソフトです。

Traktorは自分の好きな機能をマッピングして使ったりとマニアックなことまでできる奥が深いソフトです。

rekordbox dj

PIONEER DJのソフトです。

上の2つのソフトに比べるとまだ新しいのですが爆発的にユーザーが増えています。

なんといっても現場での常設機材としてシェア断トップのPioneer製なので今後の将来性を考えるとこれから始める初心者の方には一番おすすめです!

 

PCDJコントローラーのおすすめ3選

PIONEER DJ DDJ-RB  約3万円

PIONEER DJ DDJ-RR 約8万円

PIONEER DJ DDJ-1000 約14万円

個人的にはメーカーはPIONEER DJ一択だと思っています。

理由は上にも書きましたがrekordbox djに対応しているからです。

PIONEER DJのDJコントローラーの中にはSerato DJ対応のものもありますが、これから始めるならrekordbox djが良いでしょう。

 

 

PIONEER DJ DDJ-RB

なんといっても価格と機能のバランスが良くて初心者~中級者くらいの方までバッチリ使えます。

大きさも小型すぎず大きすぎずでブースでのセッティングに困ることも無いでしょう。

逆に小さすぎるコントローラーは当然操作感が悪くなるのでこれくらいのサイズがバランスが良いと思います。

もっと安価なものもありますが、後悔してこのクラスを買い直す人も多いです。

「とりあえずDJやってみたい」という方にオススメです。

PIONEER DJ DDJ-RR

DDJ-RBはエントリーモデルの部類に入ると思いますが、こちらのDDJ−RRはさらにグレードアップして中級レベル以上の機材です。

サイズ、重さともに一回り大きくなりますが、できることも増えます。

まず一番大きな違いはリアルミキサー機能が追加されたことです。

これはどういうことかというと、アナログターンテーブルをつないでミキサーとして使うことができるということです。

さらにコントロールヴァイナルを使ってDVSシステムとして使用することもできます。

DDJ-RBはあくまでもPCソフト上のミキサーを操作するコントローラーで外部の音を入力する機能はありません。

DJコントローラーでDVSまで対応できるのは魅力的です。

その他音質の部分や操作性、デッキも4デッキ(4曲同時MIXもできます)まで使えたりと可能性が広がります。

少し本気でやってみたい人にはオススメです。

PIONEER DJ DDJ-1000

2018年1月25日に発売したこの中では一番新しい機種です。

リリース以降大人気が続いており生産が追いつかず品薄状態が続いています。

PIONEER DJのフラッグシップモデル CDJ2000NXS2とほぼ同じジョグホイール(CDJの丸い円盤状の部分です)の大きさと操作感。

ミキサー部分はDJM900NXSとほぼ同じ。

はっきり言って完全に現場使用です。

このコントローラーで練習すればクラブでCDJとミキサーを使うときにも困ることはないでしょう。

約14万円と値段だけ見れば他の2つの機種より高いですが内容を考えるとそれでも激安です。

本気でDJをやりたい。クラブでもガンガンやりたい人はDDJ1000を選ぶと良いでしょう。

データ(USB)DJ

実は一番おすすめなのはこのジャンルです。

自宅で楽しむのもクラブでDJするのもUSBメモリがあればPCいらず。

手軽で音質も良くDJをしている時の見た目も良い。

最近特に現場で人気のスタイルです。

それでは機材のご紹介です。

 

データ(USB)DJのおすすめ2選

Numark Mixdeck Express MK2 約6万5千円

Pioneer DJ XDJ-RX2 約20万円

本当はPIONEER DJのXDJ-R1もおすすめしたかったのですが生産完了になってしまったためこの2機種です。

 

Numark Mixdeck Express MK2

Numark社のMixdeck Express MK2です。

この機材の特徴はCD、USBどちらも使える上にPCDJのコントローラーとしても使えるということです。

設備のないところでもスピーカーだけあればあとはこれを1台持っていけばDJブースの完成です。

自宅やクラブ以外のところでDJをする方にはおすすめの機材です。

PIONEER DJ XDJ-RX2

将来クラブでもプレイしたいならXDJ-RX2一択です。

XDJRX2はCDは使えませんがUSBメモリとPCDJのコントローラーとして使用できます。

これ、最強です。

XDJRX2があれば現場での常設機材として圧倒的なシェアを誇る、CSJ2000NXS2とDJM900NEXSの組み合わせでも全く違和感なく対応できます。

自宅でDJするだけなら上記のMixdeck Expressでも良いですが現場でプレイしたいなら必ずPIONEER DJのツールを選んでください。

PIONEER DJのCDJやUSBメモリなどのメディアプレーヤーではrekordboxというフリーソフトを使って楽曲管理が行われます。

クラブに設置してあるCDJはほぼ100%PIONEER製です。

現場との互換性を考えるとrekordboxが利用できるメーカーのものを選ぶべきです。

価格は約20万円と高いような気がしますがUSBが使えるPIONEER DJのCDJで一番安いモデルのCDJ-350でも6万円します。

CDJ350×2台とDJM450というDJミキサーを買っても20万円くらいになります。

もちろんXDJRX2の方が機能も音質も圧倒的に優れています。

CDJ2000NXS2×2台+DJM-900NXS2の組み合わせのような感覚で使えます。

仮に上記のセットを購入する場合は80万円ほどになりますので20万円でこの内容ならどれだけコストパフォーマンスに優れているかが分かると思います。

本気でDJがやりたい。

将来的にはもちろんクラブでDJしたい。

そんな方には迷わずこちらをおすすめします。

 

万が一やってみたけどDJが面白くなかったとか面白くなる前にやめてしまっても、非常に人気の機種なのでヤフオクなどで中古で販売してもある程度の値段ですぐに買い手が見つかるはずです。

リセールバリューの面からみてもおすすめのDJ機材です。

DJにオススメのヘッドフォン

さて、今までDJ機材の紹介をしてきましたが他にも大事なものがあります。

ヘッドフォンですね!

普段からイヤホンやヘッドホンをお使いの方も多いと思いますがDJにはDJ用ヘッドフォンがあると便利です。

特にクラブでプレイする時などは大音量の中でモニターする必要があるので、出力や遮音性などが優れていないと

「ほとんど聞こえない。。」みたいなことになりまともにMIXができません。

これに関しては見た目や音質の好みもあるのでいろいろ試して好きなものを選べば良いと思います。

ただ、十年以上前から個人的に常に最強のDJ用ヘッドフォンだと思っている機種があるのでまずはこれを試してみてほしいと思います。

 

それは

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / HD25

というモデルです。

ここにたどり着くまでに本当に様々なメーカーのものを試しましたがSENNHEISERはどれも音質が圧倒的に良いです。

その中でもHD25はDJ用に最高で、小さくて華奢な見た目からは想像できないくらいに芯があってパンチのある音が出ます。

片耳でモニターするときのホールド感と遮音性、出力もバッチリです。

また、DJあるあるですがケーブルが断線してしまって片方音が出ない、、

みたいなことになってもケーブルだけ交換ができるので安心です。

私は10年以上このヘッドフォンを使い続けていますが一度ケーブルを交換しただけで未だに何の不調もありません。

他のメーカーのものは何度も壊れて買いなおしましたがその心配はありませんよ!

 

まとめ

最後になりますが私のおすすめ絶対的なおすすめ機材を改めてお伝えします。

 

本気の人

PIONEER DJ XDJ-RX2(USBDJ+PCDJコントローラー) + HD25(ヘッドフォン)

初心者にはなかなかの価格になりますがこれを買っておけば間違いないです。

逆に本気でやりたいならこのクラスを購入しましょう。

 

家で軽くやりたいだけの人

PIONEER DJ DDJ-RB (PCDJコントローラー) + HD25(ヘッドフォン)

ヘッドフォンはマストでHD25です。笑

これはDJ以外でも使える音の良いヘッドフォンなので買っておきましょう。

 

最終的に価格差がすごい2つをおすすめしましたがどちらも買って後悔しない機材だと思います。

そして機材を購入したらあとはひたすら練習です。

家に友達を呼んでパーティーするのも良いでしょう。

とにかく一人でも人前でもたくさんDJをすることが上達の近道です。

最近はYoutubeなどでもDJの動画が見れたりするので自分の好きなDJを見つけてその人のプレイしている動画を見て参考にしましょう。

DJとは人の曲をかけているだけではなく、人の曲なのに自分の世界を表現できる特殊な芸術だと思います。

やってみると人生が変わるくらい楽しいと思うのでチャレンジしてください。

みんなのそばにいつも良い音楽がありますように。