audio-technica(オーディオテクニカ) バナナプラグ AT6302音質レビュー

AUDIO-TECHNICAバナナプラグAT6302

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こんにちは。
元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。オーディオテクニカのバナナプラグAT6301の試聴レビューです。

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出典:amazon.co.jp

オーディオテクニカからは現在6種類のバナナプラグが販売されています。2009年にはAT6301 6302 6303 6304がまとめてリリースされましたがAT6302はその中でも下から2番目の安価なモデルです。

こちらもAT6301と同じくアマゾンや量販店のサイトではたくさんのレビューが集まっています。価格帯はAT6301と似ていますが音のキャラクターは違いがあります。

audio-technica(オーディオテクニカ) バナナプラグ AT6302試聴レビュー

AT6302 2 - audio-technica(オーディオテクニカ) バナナプラグ AT6302音質レビュー

AT6301と比較すると空間レンジが広く全体的なバランスも良好です。高域の空気感の表現もある程度できる明るめの音色で聴いていて楽しいサウンドです。若干明るすぎる気もしますが音のキレや分離も良いので音が飽和することもありません。

細かい弦のニュアンスも表現できているので安価なラインでは一番おすすめできるバナナプラグです。

割と華やかで派手目の音色なので好み次第ですが私は好きなサウンドです。低音のゴリっとした感じやパンチのある音が好きな方には合わないかもしれません。

ピアノやハープの音はきらびやかで乾いたスネアもキレ味が鋭くハッとするような感覚でした。明るめのシンセパッドも気持ちよく余韻が長く残るように感じます。その反面低域の存在感や芯の部分が薄くなっているのでドスンと体に響くような低音が欲しい場合にはおすすめできません。

ポイント

広がりがあって華やかな高域とスッキリした低域

audio-technica(オーディオテクニカ) バナナプラグ AT6302の使い方

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AT6302は2つのパーツで出来ています。まずは上下のパーツを分解します。

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下のパーツの穴の部分に被膜を剥いたスピーカーケーブルを通します。

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導線の先を折り曲げてプラグの先端に被せます。

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上のパーツをかぶせて固定すれば完成です。

audio-technica(オーディオテクニカ) バナナプラグ AT6302の評価

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AT6302は安価なバナナプラグですが音質の劣化は少なく特に高音域の空気感や倍音成分があまり削られていないことが素晴らしいです。

もう少し重心が低く落ち着いた音色であれば言うことは無いのですが価格を考えれば十分なレベルだと思います。もちろん好みはありますがAT6301よりもAT6302の方がオーディオ的で楽しめるサウンドだと感じました。

低音の質感よりも中高域の華やかさが好きな方にはおすすめできるバナナプラグです。

AT6301のレビュー記事はこちら

バナナプラグの比較レビュー

バナナプラグの比較レビューの記事もあります。

バナナプラグは様々なメーカーからリリースされている定番アイテムですが、各社個性があります。好みに合わせて選べるだけの選択肢があるので参考になれば幸いです。