こんにちは。
オーディオショップ店員のばっちゃん（＠iine_me）です。
最近友人にホームシアターにおすすめのスピーカーは？
と聞かれました。
予算を聞くと
「安ければ安いほど良い」
「だけど良い音で聞きたい」
とのこと。
私はそれならDALIのZENSOR1だね。
と即答しました。
※ZENSOR1は廃盤になってしまいました。現行品ならOBERON１（オベロン１）がおすすめです。
記事の目次
DALI(ダリ)とは？
デンマークのハイエンドスピーカーのメーカーです。
ペアで2万円台のエントリークラスから100万円越えのハイエンドモデルまで
幅広いスピーカーをリリースしています。
音のバランスが良く見た目も良いので日本でも大変人気の機種が多いです。
オーディオショップや家電量販店に行けば必ず見かけるメーカーではないでしょうか？
DALI ZENSOR1とは？
ZENSOR1は2011年に発売されたエントリークラスのモデル
「ZENSORシリーズ」の中でも一番コンパクトで低価格のスピーカーです。
発売以来売れ続けていて今でも大人気です。
カラーはブラック、ライトウォールナット、ホワイトの3色
ウッドファイバーコーンのウーファーとソフトドームツイーターの構成
スイートスポットも広いのでリビングやホームシアターにも最適です。
実売価格はなんとペアで3万円強
他メーカーの5万円以上するスピーカーと比べても
こちらの方がバランスが良かったりします。
低予算で特に欲しいスピーカーの決まっていないお客様には
ZENSOR１と少し上のクラスのスピーカーを比較してもらうと
ZENSOR1を気に入って購入していただくことが多いです。
ZENSOR1のレビュー
それではそんな人気のZENSOR1の音質レビューです。
全体的にバランスの良い音で鳴っています。
特に気になる部分も無く気持ちよく音楽が聴けると思います。
この価格ならという前置きをなくしても良い音で鳴っています。
方向性としては、
高解像度のクールな音 ではなく
広がりのあるゆるめな音
と感じました。
以前の記事でご紹介したGX100basicのような
「ハイスピードで解像度の高い音」
このタイプはスピーカーの前に座ってしっかり聞くときには向いています。
逆にリビングで何かやりながらBGMとして楽しむときには
「広がりのあるあたたかめな音」
ZENSOR１が向いています。
また、音の傾向だけではないおすすめポイントとして
良い音で聴けるスイートスポットが広いです。
この特徴からリビングなどに特に向いていると思います。
ホームシアターにもおすすめ
ZENSORシリーズにはセンタースピーカーもあります。
「ZENSOR VOCAL」（実売3万円以下）です！
5.1ｃｈなどのホームシアターシステムでは
各スピーカーの音色のマッチングが大切になります。
比較的安価でセンタースピーカーも用意できる機種となると
ZENSORシリーズ一択になります。
5.1chはサブウーファーを用意すると設置面でも大変です。
その場合はフロントのLRをトールボーイタイプに変更するのもオススメです。
ZENSOR5
ZENSOR5は非常にバランスの良いスピーカーです。
フロントのみZENSOR5でも良いしリアもSENSOR5でまとめでも素晴らしい音響でシアターを楽しめます。
ZENSOR7
ZENSOR7はさらに低域の量感がアップしています。
かなり広い部屋でないと低音過多になる可能性があります。
シアターの場合はフロントのみZENSOR7
リアはZENSOR1が良いかもしれません。
トールボーイタイプのZENSOR5やZENSOR7を組み合わせることで豊かな低音を楽しむことができます。
まとめ
ZENSOR１はデスクトップオーディオからリビングオーディオ
ホームシアターまでおすすめできる万能なスピーカーです。
また、スイートスポットが広く、圧縮音源も良い感じに鳴らすので
リビングやPCでストリーミング動画を見る時も快適です。
他にも良いスピーカーはあります。
しかし5万円以下の価格帯ではずば抜けたコストパフォーマンスです。
気軽に音楽を楽しみたい方に特におすすめなので
試聴されたことの無い方はぜひ体験してみてくださいね。
せっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。
スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。
皆様が良い音楽と過ごせますように。
