
元オーディオショップ店員のイイネドットミー(@iine_me)です。
VIENNA ACOUSTICS(ウィーンアコースティクス)のスピーカーHAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONのレビューです。
新しいモデルではありませんが最近試聴する機会があったので記事にしました。
記事の目次
VIENNA ACOUSTICS HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION試聴レビュー
VIENNA ACOUSTICS(ウィーンアコースティクス)

出典:www.vienna-acoustics.com/
ウィーンアコースティクスはオーストリアのウィーンに本社を構えます。
ウィーンといえばどんなイメージですか?
私はオーストリアには行ったことがないですが音楽の聖地、クラシックの聖地といった印象があります。
数々の有名作曲家を輩出してきたクラシック音楽発祥の地とも言えるウィーンで生まれたスピーカー。
HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONもオーストリアの作曲家Franz Joseph Haydn(フランツ・ヨーゼフ・ハイドン)から命名されたそうです。
HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION

出典:naspecaudio.com/
HAYDNというスピーカーは1995年に最初のモデルがリリースされました。
GRAND SYMPHONY EDITIONは2013年にブラッシュアップされリリースとなったブックシェルフスピーカーです。
クラシックの聖地で生まれたスピーカー
VIENNA ACOUSTICS HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONの仕様
スパイダーコーン

出典:naspecaudio.com/
Symphony Editionでは新設計のスパイダーコーンドライバーを搭載しています。
くもの巣状にラインが入ったユニットが特徴的ですね。
素材は3種類のポリプロピレンを合成して使っているそうで、透明なコーンというのも珍しいです。
素材の配合比は再生周波数に合わせて調合され、最適な設計が行われています。
カスタムメイドシルクドームツイーター

出典:www.vienna-acoustics.com/
ツイーターにはスキャンスピーク社と共同開発したシルクドームツイーターを使用しています。
マグネットにはネオジウムが採用されており、職人の手作業でコーティングされています。
高音域は特にメーカー毎の特徴や個性がありますが、細かい技術の積み重ねで透明感があり艶 やかな高域再生ができていると思います。
キャビネット

出典:www.vienna-acoustics.com/
正確な音像定位を得る為、コンピューターモデリングを用いてバッフル面を極力大きくしないようにデザインされています。
ファイバーボードをべニヤボードで何層も包むように固めて剛性を高め、美しい塗装で仕上げています。
カラーバリエーション

出典:naspecaudio.com/
チェリー、ローズウッド、ピアノブラック、ピアノホワイトの4色展開です。
ブラック、ホワイトも良いですがチェリーとローズウッドが渋くて好みです。
仕様
形式・バスレフ 2way フロントポート方式
ユニット 2.5cm カスタムメイド3層コーティングネオジウムシルクドームツイーター
15.2cm X3Pスパイダーコーンウーファー
周波数特性 40Hz-20,000Hz
クロスオーバー 2.8kHz
感度 8.5dB
インピーダンス 4Ω
推奨アンプ出力 50?180W
本体サイズ
(W×H×D) 174×361×265mm
重量(1台) 8.2kg
VIENNA ACOUSTICS HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONの音質レビュー
あまり特徴のない音色と感じ、最初は特に引っかかる印象はありませんでした。
派手さや個性的なキャラクターは無いですが中庸的なサウンドだと感じました。
しかしモニターライクというほどドライな音色ではなくあっさりとした透明感、艶感を感じました。
同時に視聴したスピーカーがSonus Faber SonettoⅠやFYNE AUDIO F500など割と個性のある機種だったので特にそう感じたのかなと思います。
帯域バランスは上手く作られており、サイズなりではありますが低域もしっかりと追える再生能力がありソースのありのままを正確に再現できます。
あとは試聴時に使用したアンプがフラットな傾向なのですがその組み合わせでは正直アンプが力不足な気がしました。
アンプの非力さを感じさせるということは明らかにスピーカーのランクが高いという認識なので、私はサウンドの物足りなさとは裏腹にスピーカーのポテンシャルを強く感じました。
アンプの名前は伏せますが人気の多機能機種です。
その音がそのまま再現されているように感じたので忠実度は抜群だと推測しています。
そんな事情があるので現時点では正確性に欠くレビューかもしれませんが、直感としては良さそうという気持ちが強く、ぜひもう少し実力が上のプリメインアンプとのセットでチェックしてみたいと思いました。
こちらはまた機会が作れたら記事を更新させていただきます。
VIENNA ACOUSTICS HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONの評価

出典:www.vienna-acoustics.com/
価格は25万円前後となり同価格帯ではいろいろな選択肢がありますね。
HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONが良いスピーカーなのことは間違いないのですが、少し予算を増やせば他にも非常に魅力的な製品がごろごろしているラインです。
私の個人的な好みからいうと割と派手な音作りが好きなので自分で購入の選択肢には入りませんがクリアで正確な再生能力、アンプの非力さを感じさせるポテンシャルの高さから、購入して使いこなせば満足度は高く、長く付き合えるスピーカーだと思います。
※試聴環境が良くなかった現状の感想なので実際の能力は十分に把握できていない可能性が大いにあります。つまり私の思っている評価より実際はさらに良いスピーカーかもしれません。
良いプリメインアンプと組み合わせていけばどんどん音のランクがアップしていくような製品だと思いますので、気になる方はぜひいろいろなアンプでご試聴されてみてください。
最後に
せっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。
スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。
皆様が良い音楽と過ごせますように。