こんにちは。 オーディオショップ店員のばっちゃん(@iine_me)です。
ショップ店員としては本当は教えたくない伝説の名機の紹介です。
PMA-390REは実売価格2万円前後。
はっきり言って価格と音が一致してないです!
低コストでハイパフォーマンスのシステムを組みたい方は必見です!
記事の目次
DENON(デノン) PMA-390REとは?
DENONから2012年6月にリリースされた超低価格なフルサイズのプリメインアンプ。
希望小売価格は¥52,000ながらも店頭価格では2万円台で購入が可能。
実はその安さから全く気にも留めていませんでしたが、、、
なんとすごい実力の持ち主でした。
DENON PMA-390RE の仕様
● 定格出力 / 50W+50W
● 出力端子 / スピーカー AorB:負荷4Ω~16Ω、A+B:負荷8Ω~16Ω
● 周波数特性 / 5Hz~100kHz(0~-3dB)
● S/N比 /(Aネットワーク)LINE:107dB(ソースダイレクトON時)、PHONO:86dB(入力端子短絡時、入力信号5mV時)
● トーンコントロール / BASS:100Hz ±8dB、TREBLE:10kHz±8dB
● ラウドネス / 100Hz+6dB、10kHz+6dB
● 音声入出力端子 / アナログ音声入力×5 、PHONO入力×1、RECアウト×1、プリアウト×1 、ヘッドホン出力×1
● 外形寸法 / W434×H121×D308mm(フット、端子、つまみ含む)
● 質量 / 7.1kg
周波数特性が5Hz~100kHzとかなりワイドレンジ
フォノイコライザー内蔵なのでレコードプレーヤーの接続もできます。
ヘッドホン出力端子ももちろん搭載。
カラーはDENONっぽいシルバーと渋いブラックの2カラー
DENON PMA-390REの評価
PMA-390RE購入者のレビューを見てみると
音に不満という方もいらっしゃいますが
コスパ最高!音最高!という声がほとんどです。
そのあたりはどこまでのものを求めるか
今までどんな音を聞いてきたか
あとは単純に音の好みもあると思います。
DENON PMA-390REの音質レビュー
DENONのサウンドマネージャーが現在の山内慎一氏に代わったのが2015年
PMA-390REはそれ以前の米田氏の時代に制作されたDENONの音作りです。
(個人的には山内氏の関わったプロダクトが現代的で大好きです!!!)
実は私の勤め先のショップの棚の下のほうにひっそりと設置され、
価格からも明らかにエントリークラスのプリメインアンプとして認識しており
ずっとスルーして音を確認していませんでした。。
そんなノーマークのPMA-390REでしたが、
信頼できる方からこのアンプ良いよと言われ気になってしまいました。
実際に試聴してみると高音、低音共に伸び、バランスも良くまとまっています。
クリアで明瞭な音も出ています。
低音の力強さも感じられ驚きました。
エントリークラスにしては良いというレベルではなく
物によっては他のミドルクラスのアンプより良かったりもします。
なるべく安くある程度満足できる環境を整えたい方にはバッチリです!!
DENON PMA-390RE におすすめのスピーカー
PMA-390REを使うならスピーカーもコスパの良いもので揃えたいです。
それなら以前紹介したDALIのZENSOR1をおすすめします!
こちらは生産終了になったので今ならDALIのOBERON1ですね。
特にOBERON1は価格と性能のマッチングから満足度の高い組み合わせになると思います。
どちらも優等生なサウンドで合わせて7万円程度のシステムとは思えない音です。
まとめ
オーディオの世界は<価格=音質>と思われがちですが
それだけではないのが面白いところです。
特に私が魅力を感じるのは価格以上の音を出すプロダクトです。
今回の記事で紹介したDENON PMA390REやDALI OBERON1などはその筆頭とも言える製品です。
安いけどこんな音出るんだ と感動したい方におすすめです!
そしてせっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。
スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。
皆様が良い音楽と過ごせますように。