こんにちは。 オーディオショップ店員のばっちゃん(@iine_me)です。
国内最大級のオーディオビジュアル機器のアワード
VGP2019 SUMMERの結果が発表されました。
この記事ではオーディオ系のプロダクトの中から
オーディオアンプの金賞受賞作品のみピックアップして紹介していきます。
も参考にしてください。
記事の目次
プリメインアンプ(30万円以上50万円以下)
MARANTZ PM-12
2018年7月にリリースされた比較的新しいモデル
上位機種 MARANTZ PM-10(定価60万円)の半額(定価30万円)とコストはかなり削られています。
そして実際に価格差の分だけ音質にも差があるかというと主要な部分はPM-10を継承しつつブラッシュアップ、
素材の見直しなど工夫をして音質を担保しつつ大幅なコストダウンを実現しています。
実売価格25万円程度なのでコストパフォーマンスは抜群です。
音質はS/N比が良く透明感、スピード感が有り現代的な音の傾向を感じます。
LUXMAN L-507uXII
LUXMANから2017年6月にリリースされたL-507uXII
ハイスピードでS/Nが良く見通しの良いサウンド
静けさの表現力や音の輪郭をしっかりと描ききる描写力も優れています。
こちらは定価48万円ながら実売価格は45万円程度
比べてしまうとお得感はMARANTZ PM-12に軍配
しかしLUXMANのサウンドは音の解像度、実在感、立体感など空間表現力が非常に優れています!
プリメインアンプ(20万円以上30万円未満)
PRIMARE I15 PRISMA
ウェーデンのオーディオブランドPRIMAREから2019年4月にリリースされたネットワークプレーヤー機能内蔵のプリアンプ。
フロントパネルにはボリュームノブも無くシンプル。新時代のデザインを感じます。
音質はクラスDアンプらしくクリアで見通しの良いサウンドです。
ネットワークオーディオで大げさではなくコンパクトなシステムを組みたい方に最適。
個人的にはリビングで使いたいアンプだと思いました。
PRIMARE I15 PRISMA TAN/K プリメインアンプ チタン
プリメインアンプ(10万円以上20万円未満)
ELAC DS-A101-G
ELACから2019年6月にリリースされたコンパクトなプリアンプ。
ネットワーク機能も搭載しユニークな自動音場補正「AUTO BLEND」が特徴的。
自動音場補正はAVアンプなどによく採用されているシステムで、マイクで拾った音を解析し左右のバランスを整える機能です。
オーディオ専用ルームでない限りは部屋の家具や間取りに反響音が影響されますがそのバランスをとってくれます。
DAC内蔵、Bluetooth対応など機能性に優れた優秀なアンプです。
プリメインアンプ(5万円以上10万円未満)
DENON PMA-800NE
DENONの新しいエントリークラスのプリアンプが受賞。
すばらしい出来なのでPMA-800NEのレビュー記事もぜひご覧ください。
価格を超えたコストパフォーマンス抜群の音質です。
プリメインアンプ(5万円未満)
CAMBRIDGE AUDIO Topaz AM5
CAMBRIDGE AUDIOのTopaz AM5はなんと実売2万円程度で購入ができます。
低価格である程度まとまったサウンドクオリティーを求めるならバッチリです。
CAMBRIDGE AUDIO プリメインアンプ AM5/BLK
パワーアンプ(10万円以上25万円以下)
LUXMAN M-200
パワーアンプですがボリュームの調整もできるタイプです。
その為単体で使うことも可能。
コンパクトで高級感のある仕上げとクリアですっきりしたサウンドが人気
価格的にも10万円程度で購入できるのでコスパも良好です。
パワーアンプ(10万円未満)
NUPRIME STA-9
クリアで透明感がありつつ艶のあるサウンド
低域の芯もありコンパクトながらしっかりとスピーカーをドライブします。
S/N比も高く高解像でスピード感のある表現をします。
まとめ
今回も様々な価格帯でコストパフォーマンス抜群の機種が勢ぞろいです。
ある程度の音の傾向はありますがご自身の好みや自宅環境との相性を考え選ぶことが大切です。
あとは予算も大切ですね、笑
いろいろなレビューを参考にして試聴して理想の環境にたどり着きましょう。
せっかくの機材も使い方次第で出る音は変わってしまいます。
スピーカーやアンプのポテンシャルを引き出すセッティングに関する記事をまとめましたので合わせてご確認ください。
皆様が良い音楽と過ごせますように。